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ラッパーのmaco maretsによる2023年ソロ第3弾シングル『Yorunokoe』。
トラックメイク/プロデュースは第1弾『Kariyado』第2弾『Himitsu』に続いてアズマリキ(Small Circle of Friends / STUDIO75)が担当。さらに、数多くのmaco marets作品に参加しているギタリストの宮田泰輔(South Penguin サポート等)が一部演奏で参加しており、上述の2曲と比較してより疾走感のあるプロダクションが印象的な楽曲に仕上がっている。
トラックと呼応するように熱を帯びたmaco maretsのリリックは、曲名の通りわたしたちが夜、ふとした時に襲われる不穏な「声」=過去の記憶や答えの出ない思案の数々に絡めとられる感覚をテーマにしたとのこと。
自らの状態を「座礁した鯨」に例えるなど、彼自身がラッパーとして向き合い続けてきた表現に対する苦悩、その一端をさらけ出すような一曲となっている。
maco marets 1995年福岡生まれ、現在は東京を中心に活動するラッパー/MC。2016年に1stアルバム『Orang.Pendek』で「Rallye Label」よりCDデビュー。その後セルフレーベル「Woodlands Circle」を立ち上げ、自身7作目となる最新アルバム『Unready』に至るまでコンスタントに作品リリースを続けている。近年はEテレ『Zの選択』番組テーマソングや、藤原さくら、さとうもか、Maika Loubté、ましのみ、Shin Sakiura、LITEなどさまざまなアーティストとのコラボレーションワーク、またメディアでの執筆活動でも注目を集める。
Woodlands Circle