リリース日: 2026/09/04
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gen(ambivalence)「シャカピ」――異質だからこそ際立つ、低音の快感
ダークでホラーを基調とするgenのソロ・プロジェクト、「ambivalence」。その世界観からすると、新曲「シャカピ」はかなり異質な存在だ。
そもそも「シャカピ」は、genが約6年前から口癖のように使っていた言葉。「可能性」と並ぶほど頻繁に口にしていたという、いわばgen自身にとって馴染み深いワードが、時を経て一つの楽曲として形になった。
そして、そのサウンドも実に個性的だ。
強烈にローを効かせたハードベースを軸に、テクノやエレクトロニック・ミュージックの質感を大胆に取り込み、身体そのものを揺さぶるような低音を叩き込んでくる。
特筆すべきは、低音が単なる伴奏ではなく、楽曲そのものを牽引していること。電子音と反復するビートが意識を引き込み、聴覚だけではなく身体感覚へ直接作用してくる。
一見すると、ホラーやダークネスをテーマとしてきたambivalenceからは外れた楽曲にも思える。しかし、その「予測不能な異質感こそがambivalenceらしさ」なのかもしれない。
約6年前の口癖を、現在の音楽として蘇らせた「シャカピ」。
怖さや不穏さとはまた違う、低音による純粋な快感。
意味を理解するより先に身体が反応する――そんな異物感を持った一曲だ。
11月19日生まれ。北海道出身。 gen(ambivalence) 都内活動中のgenのソロプロジェクト。 「ホラー映画のような世界観」がコンセプトで独特のプログレッシヴな楽曲が特徴。
Roost Music Records