

かつて人はこう記した
美しい物にも終わりが来るんだと
その本は滲んで風に揺れている
誰も居ない部屋の片隅
♪
旅人達は いつも訪ねる
此処にあった物 昔のこと
「もうここには何も無い 今は」
足早に過ぎ去って行く
でも僕らは知っている
瓦礫の中眠る
あの夢も愛も全てまだ
運命が泣いて 泣いて 泣いてるって
何回だって言うんだろう
こんな泥だらけになっても
僕ら 生きて 生きて 生きてるって
何万回も息をして
もっと流して 乾いて
過ぎていく日々よ
また美しい場所へと
触れる度に溢れる
過ちも愛も僕の思い出
一人だけじゃ 抱えきれない
君の手がまだ必要だ
蓋をすれば見えなくなる
でも向き合うことが
きっと君との未来だ
後悔を刺して 刺して これでもって
どうやったって消えはしない
こんな傷だらけになっても
どうか消えて 消えて 消えてよって
何度叫んでいるんだろう
ずっと咎めて 悔やんで
自分を壊しても
まだ救いにならない
君の人生も 僕の一欠片だ
預けてくれよ 同じ場所に居るよ
君の人生も 僕の一欠片だ
預けてくれよ 同じ場所に居るよ
もっと描いて 描いて 描いてたいって
何回だってやり直そう
どんな下手くそな絵になっても
君が 生きて 生きて 生きてたいって
何万回も涙して
やっと此処まで来たから 笑顔を見せてよ
また美しい場所へと
君の人生も 僕の一欠片だ
預けてくれよ 同じ場所に居るよ
君の人生も 僕の一欠片だ
預けてくれよ 同じ場所に居るよ
- 作詞者
Nobu
- 作曲者
thug.
- プロデューサー
QOOLONG
- レコーディングエンジニア
Kazuki Kishiwada(thug.), DUKE ISHIBASHI(thug.)
- ミキシングエンジニア
K - Sum Fld.(thug.)
- ボーカル
zanka
- アダプター
thug.

zanka の“灯花”を
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- ⚫︎
灯花
zanka
歩いてきた道すべてに胸を張れるわけじゃない。
それでも、心の奥で “もう一度やり直せ” と火花のように響く瞬間がある。
その小さな火を、大きな力へ変えていく──それが「灯花」に込めた想い。
抱えてきた傷も、飲み込んだ本音も、うまく隠しきれなかった弱さも、そのままでいい。
“まだ変われる” と思えたあなたの背中を、強く、熱く、前へ押し出す一曲。
ここからもう一度、自分を始めたいすべての人へ。