縹渺のジャケット写真

歌詞

hanada

夜の路地裏抜けて

曲がった先は今日も行き止まり

人はそうしてそうやって

立ち止まり何かを諦めるの

何も知らない場所で

何も知らない人がすれ違う

腹を空かせた猫は

ホームレスを横目に餌を喰らう

君だってそうでしょう

知らないふりして

自分が誰よりも可愛いんでしょう

土砂降りの中 微笑んでいた貴方は

僕に何かを 伝えようとしていた

傘も差さないで

落ちてくる空の雫に

怯え 僕は ただ笑っていた

街が寝息を立てる頃も

雨はこの街を濡らす

今日も汚れた猫は

汚れ切った都会で眠りにつく

ああ 宵の海 ひらひらと

花が 月が燃えてる

この日々に別れを告げて

土砂降りの中 微笑んでいた貴方は

今日も何かを 伝えようとしていた

思い出しても 雨に滲んでいく

傘も投げ捨て 走り出した

僕が消えたって 浮かぶのは青い月

今を呪ったって

見えるのは白い明日

僕が叫んだって この雨は

降り止まぬけど 今も 僕は

雨に 打たれ 僕は

ただ笑っていた

  • 作詞

    石原秋太

  • 作曲

    石原秋太

縹渺のジャケット写真

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