歌詞

呼吸してたまに笑って

朝も夜も勝手に回って

受け取るものがなくなって

気持ちは楽になって

時計なんて見なくなって

時間はこぼれ落ちていって

水たまりになった感情を

覗いてみた

ここに落とし物をしたのは誰だ？

落としたことも気づいてないのか？

当たり前になくなったものは

当たり前に忘れてしまっていた

あいたいな

離れたことに慣れて

思い出すこともしなくなって

離したのはその手だけで

忘れるつもりなんてなかったのに

呼吸するように当たり前に

涙が流れちゃったりして

いいわけばかり取り揃えて

気持ちが楽になって

たまに夢の中で思い出して

なのに目が覚めたら忘れて

指と指の先が少しだけ

触れ合えるかのような距離の思い出

あっと言う間に

今日は昨日に変わった

呼ばない名前は

いつのまにか忘れちゃった

思い出すことが

忘れないための

材料だってこと

顔を見なくなったら

忘れてしまっていた

あいたいな

会えないことに慣れて

乾いた涙のあとも消えて

振り返らなくても今日は

目をつむっていても前に進むから

離れたことに慣れて

思い出すこともしなくなってた

でもあいたいよその手にふれたい

思い出してしまった

涙がながれた

あいたいよ