Lyric

ふっと今も思い出すよ

君をなくしたあの朝を

さよならさえも言えなかったから

未だに胸が痛むよ

うちへ帰ると君は言って

何故か握手を求めたっけ

寝ぼけたままの僕に気づくと

すっと目を細めて

突然手を放した

晴れのち時々曇って

天気予報じゃ言ってたね

扉の向こうで変わりゆく

季節なんて知らんぷりの

僕はただ置き去りになった

そして今じゃ時は経って

思い出さえも色あせたよ

風のうわさで聞こえてくるのは

よくないことばかりで

いつも悲しくなるよ

晴れのち時々曇って

天気予報じゃ言ってたね

あの時君を引き止めたら

違う未来はあったのかい？

どうなのか分からないままさ

どれだけ一緒に過ごしても

言い出せないことはあって

互いに不安になるうちに

ひょんなことで穴が空き

零れ落つ雫には

豊かさや優しさが

そう沢山詰まってたはずさ

どこにも居場所がない時は

僕の部屋へ戻っておいで

今なら前より少しだけ

分かり合える気がするんだ

時折笑顔が絶えるけど

今の気分は上々だよ

今宵も地球の片隅で

同じ空を見上げてる

君のことを夢に見るよ