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透明感のある、それでいてかすかにハスキーな余韻の残る声質が魅力のボーカリスト常盤ゆう(ときわゆう)が、豪華作家陣を多数迎えた1stアルバム「風のガーランド」を6/2(水)にリリースする。
M-1「むげんの夏」はテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」エンディングテーマ(4~6月)として現在オンエア中で、ロックバンド挫・人間のメンバーが書き下したもの(作詞:下川リヲ 作曲:下川リヲ、夏目創太)。今回のアルバムは2/5にリリースした配信シングル「江ノ島-鎌倉」、3/30にリリースした第2弾配信シングル「往復書簡」を含む全11曲入りの作品となる。
作家陣のラインナップは前述の下川リヲ&夏目創太(挫・人間)をはじめ、 アベマコト(ex 挫・人間)、ヒダカトオル(THE STARBEMS)、有島コレスケ、篠崎大河(THE 抱きしめるズ)、松石ゲル(ザ・シロップ)、ヒライマサヤ(マーガレットズロース)らの面々で、バラエティに富んだ楽曲の世界観ひとつひとつに常盤が真摯に向き合い表現した珠玉のポップアルバムに仕上がっている。
最初を飾るのは、本作のリード曲となるモータウン調の軽快なナンバー「むげんの夏」。冒頭の素朴な歌い出しに胸をきゅっとつかまれたまま、たちまちにいざなわれる幻想的で切ないふたりの恋の世界。夏が終わってもまだずっと聴いていたくなるような、エヴァーグリーンなラブソングである。続いて、ミドルテンポのグルーヴが心地よい「僕らのリアル」、歌謡曲的なフレーズをキュートなチャイニーズテイストで聴かせる「ツバキ・フィーバー・ラブ」、立ち現れるいつかの夏の情景が江ノ電の疾走感とあいまってノスタルジーを加速させる「江ノ島-鎌倉」、おちゃめなフレーズ満載のセカンドライン風グルーヴ「IIKO IIKOにご用心」、ひたすらに内省的なバラード「成長痛」、眩いほどの青春をセンチメンタルかつエモーショナルに歌い放つ「卒業せんちめーとる」、突き抜けるような爽やかさに心躍る唯一の英詞曲「Smile & Sigh」、流れを一変させるアンビエントなミニマルビート曲「out of orbit」、実話をもとにしたノスタルジックな詞世界を無骨なアレンジで聴かせる「往復書簡」、そして、絞り出されるように発せられる言葉の静かな力に心を震わせられる名曲「道」で、本作は幕を閉じる。
risette、you & me together、ぱいなっぷるくらぶ等のグループでヴォーカリスト/ミュージシャンとして活動中。 また、個人名義で、他アーティストへのゲスト参加、ゲーム音楽への歌唱提供など多数。
redrec / sputniklab inc.