歌詞

【BLUE Spirit】
―それぞれの涙に、光が差すように―

1曲目「涙雨のむこうで」は、
空に還った小さな存在からの贈り物みたいな歌。
流産や小さい子どもの死を経験したママたちの、
涙の先にある優しさと、未来への決意を、歌にした楽曲。

あの日は、曇り空で、
小さな命と静かにお別れをした。
何もできなかった自分を責めながら、
空を見上げて、泣くことしかできなかった。

でも、胸の奥でふっと届いた気がしたんだ。
「しあわせになってほしいな」って。
それは、たぶん、あの子の声だった。


そして2曲目「私のBLUE」は、
夢を見つめることさえ怖かった過去のわたしに向けて。
“どうせムリ”“こんなもんだよね”って
心にかけた鍵を、そっと外していくような歌。

涙で強がったあの日々も、
ひとりで書き留めたコトバたちも、
全部がわたしの「BLUE」だった。
でもそれは、宝物だったんだって
今ならわかる。

わたしのBLUE。
あなたのBLUE。

それぞれの過去の“BLUE”が重なって、
少しでも誰かの心を前向きにできたら嬉しいです。

このアルバムは、
そんな2曲から生まれた、わたしの「BLUESpirit」です。