

あぁ何一つも伝えれず征く
この道が僕の定め
かつての君は花のなか
白い顔も美しかったね
ありふれた日々のなかで
僕は意味を探し歩く
足跡はいずれ語る
それくらい信じてもいいかな
遠く遠く響くあなたの言葉が
聴こえなくなるまで
遠くその先ずっと
歩みを止めずに進めば さぁ、ほら
誰かが すぐそこで 手を差し伸べている
その意味を知るまで あとどれくらいの月を数えればいい
夕暮れの風 水面が揺れる
淡く滲むキャンパス
タバコの灰が舞う空は
泣き出しそうで帰路を急かす
遠く遠く響くあなたの言葉が
聴こえなくなるのを
少し寂しく思う それは僕の弱さか愛か
誰もが そう誰もが 分かった気で進んでる
その意味を知るまで あとどれくらいの朝日を迎えればいい
- 作詞者
YAMARYOOO
- 作曲者
YAMARYOOO
- プロデューサー
YAMARYOOO
- レコーディングエンジニア
YAMARYOOO
- ミキシングエンジニア
YAMARYOOO
- マスタリングエンジニア
YAMARYOOO
- グラフィックデザイン
YAMARYOOO
- ギター
YAMARYOOO
- ボーカル
YAMARYOOO
- バックグラウンドボーカル
YAMARYOOO
- ソングライター
YAMARYOOO
- プログラミング
YAMARYOOO

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YAMARYOOO
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YAMARYOOO
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YAMARYOOO
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がらんどう
YAMARYOOO
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積もる
YAMARYOOO
- 15
ある日の寂寥
YAMARYOOO
- 16
月光
YAMARYOOO
これから紡いでゆく人生の黎明期にあたる今現在。その様をさらけ出し、内省的なリリックとサウンドで楔を打つ。ある意味これは純粋な「私小説」ともいえる。大衆に開かれた世界とは真逆の方向性で、極々個人的な心情を描いた掃きだめのような楽曲である。しかしながら、そもそも大衆とは自分以外の個人の集まりであり、その個々人にフォーカスしたとき、一個人が発した感情は普遍性を帯びた感覚であるともいえるだろう。つまるところ、個人的な情念は見方によっては共感を十分に孕んでいる。これのアルバムは現代を生きる日本人が放つ「シンクレティズムロック」である。
アーティスト情報
YAMARYOOO
様々なジャンルを吸収し、新たに見えた感情風景(Emoscape)を描く。情報が氾濫する現代において、日本人の得意とする「折衷」を体現したシンクレティズムロック。