黎明のジャケット写真

歌詞

循環

YAMARYOOO

遠くサイレンが鳴る夕暮れ

本日の幕引きも

何も無いまま

白けた月が居た

こないだの諍いも

気付けば単なる過去の染み

湧き立つ声も 泣き叫ぶ声も

どこか遠い国のこと

手が届く距離に

心躍るシーンが見当たらない

目が届く範囲が全てと言う幼さに

ナイフを立て 切り裂くことが出来たならば

日々は巡る ただ無情に

日々は巡る 今日も

水溜りが映す ネオン文字

右が左で 左が右のような

ふざけた世界でも良い

言い争う男女の

そばを抜け家路を急ぐ

張り上げる声が少し心地よい

白けた月は雲を纏う

変わりなく本日も

閉じた輪の中で踊る日々

抜け出す術を知らず

明日も同じなのか

手が届く距離に

心躍るシーンが見当たらない

目が届く範囲が 全てと言う幼さに

ナイフを立て 切り裂くことが出来たならば

扉の先へ続く

燃え盛る道を行け

  • 作詞者

    YAMARYOOO

  • 作曲者

    YAMARYOOO

  • プロデューサー

    YAMARYOOO

  • レコーディングエンジニア

    YAMARYOOO

  • ミキシングエンジニア

    YAMARYOOO

  • マスタリングエンジニア

    YAMARYOOO

  • グラフィックデザイン

    YAMARYOOO

  • ギター

    YAMARYOOO

  • ボーカル

    YAMARYOOO

  • バックグラウンドボーカル

    YAMARYOOO

  • ソングライター

    YAMARYOOO

  • プログラミング

    YAMARYOOO

黎明のジャケット写真

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これから紡いでゆく人生の黎明期にあたる今現在。その様をさらけ出し、内省的なリリックとサウンドで楔を打つ。ある意味これは純粋な「私小説」ともいえる。大衆に開かれた世界とは真逆の方向性で、極々個人的な心情を描いた掃きだめのような楽曲である。しかしながら、そもそも大衆とは自分以外の個人の集まりであり、その個々人にフォーカスしたとき、一個人が発した感情は普遍性を帯びた感覚であるともいえるだろう。つまるところ、個人的な情念は見方によっては共感を十分に孕んでいる。これのアルバムは現代を生きる日本人が放つ「シンクレティズムロック」である。

アーティスト情報

  • YAMARYOOO

    様々なジャンルを吸収し、新たに見えた感情風景(Emoscape)を描く。情報が氾濫する現代において、日本人の得意とする「折衷」を体現したシンクレティズムロック。

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