黎明のジャケット写真

歌詞

空洞

YAMARYOOO

深い霧の向こう 瞼を擦れば

退屈な昨日が姿を消す

望みを抱いて穴へ

どっちを向いても見ず知らずの者ばかり

孤独に癒され人でなしの輪は手招く

飽きたのさ 傷つけ合い舐め合うだけの

この世は不平不満を糧にする

ここでならば

ここでならば 私は

ありのまま生きれる

皆が私を指差しても

他愛のない唾を吐いても

成すべきことを成すのみ

どっちを向いても見ず知らずの街 感無量

真っ逆さまにあの世を見据えては如何

――何が変わる?

満たされず されど大した望みもなく

箒星にただ朝日を願う

ここでならば

ここでならば 私は

ありのまま生きれる

  • 作詞者

    YAMARYOOO

  • 作曲者

    YAMARYOOO

  • プロデューサー

    YAMARYOOO

  • レコーディングエンジニア

    YAMARYOOO

  • ミキシングエンジニア

    YAMARYOOO

  • マスタリングエンジニア

    YAMARYOOO

  • グラフィックデザイン

    YAMARYOOO

  • ギター

    YAMARYOOO

  • ボーカル

    YAMARYOOO

  • バックグラウンドボーカル

    YAMARYOOO

  • ソングライター

    YAMARYOOO

  • プログラミング

    YAMARYOOO

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これから紡いでゆく人生の黎明期にあたる今現在。その様をさらけ出し、内省的なリリックとサウンドで楔を打つ。ある意味これは純粋な「私小説」ともいえる。大衆に開かれた世界とは真逆の方向性で、極々個人的な心情を描いた掃きだめのような楽曲である。しかしながら、そもそも大衆とは自分以外の個人の集まりであり、その個々人にフォーカスしたとき、一個人が発した感情は普遍性を帯びた感覚であるともいえるだろう。つまるところ、個人的な情念は見方によっては共感を十分に孕んでいる。これのアルバムは現代を生きる日本人が放つ「シンクレティズムロック」である。

アーティスト情報

  • YAMARYOOO

    様々なジャンルを吸収し、新たに見えた感情風景(Emoscape)を描く。情報が氾濫する現代において、日本人の得意とする「折衷」を体現したシンクレティズムロック。

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