

あぁ霧雨が俺を濡らしてく
洗い流してはくれない
街路樹の細く黒い幹
かの様に生きていけたなら
孤独と自由
その隔たりが今も胸を突き刺す
悲しいほどに地続きの明日が
未だに俺を離さない
かつての日は暗く滲んだまま
届かない青も濁る
確かに違えた選択
それでも縋るよう叫ぶ
幾つの月を経てもなお今
付き纏う影遠く
悲しいほどに地続きの明日は
未だに俺を離さない
夢で会えても 振り向かないで
救いを見せないで
- 作詞者
YAMARYOOO
- 作曲者
YAMARYOOO
- プロデューサー
YAMARYOOO
- レコーディングエンジニア
YAMARYOOO
- ミキシングエンジニア
YAMARYOOO
- マスタリングエンジニア
YAMARYOOO
- グラフィックデザイン
YAMARYOOO
- ギター
YAMARYOOO
- ボーカル
YAMARYOOO
- バックグラウンドボーカル
YAMARYOOO
- ソングライター
YAMARYOOO
- プログラミング
YAMARYOOO

YAMARYOOO の“慟哭”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
拡散
YAMARYOOO
- 2
残響
YAMARYOOO
- 3
循環
YAMARYOOO
- 4
名残
YAMARYOOO
- 5
断罪
YAMARYOOO
- 6
空洞
YAMARYOOO
- ⚫︎
慟哭
YAMARYOOO
- 8
幕間
YAMARYOOO
- 9
砂の街
YAMARYOOO
- 10
詩人は君と
YAMARYOOO
- 11
曖昧な焦燥
YAMARYOOO
- 12
雨と黒犬
YAMARYOOO
- 13
がらんどう
YAMARYOOO
- 14
積もる
YAMARYOOO
- 15
ある日の寂寥
YAMARYOOO
- 16
月光
YAMARYOOO
これから紡いでゆく人生の黎明期にあたる今現在。その様をさらけ出し、内省的なリリックとサウンドで楔を打つ。ある意味これは純粋な「私小説」ともいえる。大衆に開かれた世界とは真逆の方向性で、極々個人的な心情を描いた掃きだめのような楽曲である。しかしながら、そもそも大衆とは自分以外の個人の集まりであり、その個々人にフォーカスしたとき、一個人が発した感情は普遍性を帯びた感覚であるともいえるだろう。つまるところ、個人的な情念は見方によっては共感を十分に孕んでいる。これのアルバムは現代を生きる日本人が放つ「シンクレティズムロック」である。
アーティスト情報
YAMARYOOO
様々なジャンルを吸収し、新たに見えた感情風景(Emoscape)を描く。情報が氾濫する現代において、日本人の得意とする「折衷」を体現したシンクレティズムロック。