黎明のジャケット写真

歌詞

慟哭

YAMARYOOO

あぁ霧雨が俺を濡らしてく

洗い流してはくれない

街路樹の細く黒い幹

かの様に生きていけたなら

孤独と自由

その隔たりが今も胸を突き刺す

悲しいほどに地続きの明日が

未だに俺を離さない

かつての日は暗く滲んだまま

届かない青も濁る

確かに違えた選択

それでも縋るよう叫ぶ

幾つの月を経てもなお今

付き纏う影遠く

悲しいほどに地続きの明日は

未だに俺を離さない

夢で会えても 振り向かないで

救いを見せないで

  • 作詞者

    YAMARYOOO

  • 作曲者

    YAMARYOOO

  • プロデューサー

    YAMARYOOO

  • レコーディングエンジニア

    YAMARYOOO

  • ミキシングエンジニア

    YAMARYOOO

  • マスタリングエンジニア

    YAMARYOOO

  • グラフィックデザイン

    YAMARYOOO

  • ギター

    YAMARYOOO

  • ボーカル

    YAMARYOOO

  • バックグラウンドボーカル

    YAMARYOOO

  • ソングライター

    YAMARYOOO

  • プログラミング

    YAMARYOOO

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これから紡いでゆく人生の黎明期にあたる今現在。その様をさらけ出し、内省的なリリックとサウンドで楔を打つ。ある意味これは純粋な「私小説」ともいえる。大衆に開かれた世界とは真逆の方向性で、極々個人的な心情を描いた掃きだめのような楽曲である。しかしながら、そもそも大衆とは自分以外の個人の集まりであり、その個々人にフォーカスしたとき、一個人が発した感情は普遍性を帯びた感覚であるともいえるだろう。つまるところ、個人的な情念は見方によっては共感を十分に孕んでいる。これのアルバムは現代を生きる日本人が放つ「シンクレティズムロック」である。

アーティスト情報

  • YAMARYOOO

    様々なジャンルを吸収し、新たに見えた感情風景(Emoscape)を描く。情報が氾濫する現代において、日本人の得意とする「折衷」を体現したシンクレティズムロック。

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