黎明のジャケット写真

歌詞

詩人は君と

YAMARYOOO

あくまでしがない詩人のように

日々の重ねをしたためるように

つらりつらりと体を成す

見栄や虚栄で飾る事なく

のらりくらりと底なしの世で

斜交いに見る景色に何を思う

くらくら眩暈がする

ふわふわおぼつない

極彩色に脳を焼かれてまで

君はこの街であるがまま舞う

冷めた目線ですら熱に変え

きらきら私には身に余る

きらきら私は

少しの毒は薬に変わる

されど幾許か見当もなく

恐れのまま飲み干せば

嘔吐がようこそ

寂れた言葉 その空白に

味わい深い美徳がひとつ

吸殻はまだ微かに狼煙をあげている

ふらふら視界のなか

つらつら恨み辛みを

吐く間もなく君は笑顔で

身の丈に合わぬ一日だとしても

溜め息は白く月へ舞う

きらきらネオンがちらちらちらつく

実をいえばこんな日々でも

悪くないような気がする気もする

そんな気がする

くらくら眩暈がする

ふわふわおぼつない

極彩色に脳を焼かれてまで

君はこの街であるがまま舞う

冷めた目線ですら熱に変え

ふらふら視界のなか

つらつら恨み辛みを

吐く間もなく君は笑顔で

身の丈に合わぬ一日だとしても

溜め息は白く月へと舞う

つらつら今日もまた

つらつらしたためる

  • 作詞者

    YAMARYOOO

  • 作曲者

    YAMARYOOO

  • プロデューサー

    YAMARYOOO

  • レコーディングエンジニア

    YAMARYOOO

  • ミキシングエンジニア

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  • マスタリングエンジニア

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  • グラフィックデザイン

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  • ギター

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  • ボーカル

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  • バックグラウンドボーカル

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  • ソングライター

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  • プログラミング

    YAMARYOOO

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これから紡いでゆく人生の黎明期にあたる今現在。その様をさらけ出し、内省的なリリックとサウンドで楔を打つ。ある意味これは純粋な「私小説」ともいえる。大衆に開かれた世界とは真逆の方向性で、極々個人的な心情を描いた掃きだめのような楽曲である。しかしながら、そもそも大衆とは自分以外の個人の集まりであり、その個々人にフォーカスしたとき、一個人が発した感情は普遍性を帯びた感覚であるともいえるだろう。つまるところ、個人的な情念は見方によっては共感を十分に孕んでいる。これのアルバムは現代を生きる日本人が放つ「シンクレティズムロック」である。

アーティスト情報

  • YAMARYOOO

    様々なジャンルを吸収し、新たに見えた感情風景(Emoscape)を描く。情報が氾濫する現代において、日本人の得意とする「折衷」を体現したシンクレティズムロック。

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