つれないのね 不精ゆえの孤高だけど
その実俗世に塗れてる 惚れた腫れたも序の口
やさしいのね 不浄の後始末くらいは
小手先の憂いひとつでお手の物 ずっとそうだったのね
ベッド まじまじと見る 余韻の欠片もない
わたしの汚れ着けたって何もない 何もない
痕がほしいの もっとほしいの
このままじゃ呆気なくふたりは終わるの
乾涸びた愛とかどうでもよくて
とりあえず痕がほしいの 明確にほしいの
蟠るより 無礼者で損を見たいわ
ゼロは1にはなれないし まして理想など以ての外
やさしいのね どうせ心夢遊のくせに
緩やかに絞殺されても 首筋生娘のそれの様
そっと濯いでおいたわたしから見える視界
泪でベタつく瞼 悪あがき 同情票
痕がほしいの もっとほしいの
忘れたら落とした分代わりだけ頂戴
蔑んだからにはそれ相応認めて
とりあえず痕がほしいの 埋め合わせでほしいの
わたしだけじゃなくてもいいから でも
わたしが選ばれた証は知らしめたいのです
痕がほしい ああ 全部ほしいの
このままじゃ終始独りよがりみたいなの
誠実じゃなくてもわたしをもっと見て
ねえどっちが先ですか ねえどっちが上ですか
自慢できるくらいの痕がほしいの
要は切るに切られない口実がほしいの
希薄なの 繋ぎ止めて然るべきなの
見え透いた虚偽でいいの 二枚舌で釣り合うの
わたしならどうにでもするの
貴方と 釣り合うの 今から
- Lyricist
Sarasa Amamiya
- Composer
Sarasa Amamiya
Listen to fujori to mieta suputann by Sarasa Amamiya
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fujori to mieta suputann
Sarasa Amamiya
- 2
kyousitu ni neon
Sarasa Amamiya
- 3
mesumi
Sarasa Amamiya
この悪しき俗世、とてもじゃないけど性善説で軽く許すだなんてたまったもんじゃない
とは言えそれでは誰かのせいでしょうか、とんでもない
人は人でしかないし、わたしはわたし以外ありえないし、性悪も含めてどうか愛して ね
Artist Profile
Sarasa Amamiya
北海道を拠点に活動中のアーティスト。 独特の死「性」観で綴られた歌詞、ジャズや昭和歌謡曲を現代人の耳に馴染み良いEDMやポップスに昇華した楽曲により個性派な世界を作り上げる。 楽曲提供のしごとください。 受賞歴 2021年 録れコン2021 課題曲チャレンジ部門優秀賞
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