産業繁盛のジャケット写真

夜の隙間 吹き抜ける風

向かいの店の灯りも消えた

誰か灯した ハイライトの煙

染み込んだ音色がとけてゆく

行き交う人波 織りなす道

時の流れ 過ぎゆく中で

街角に佇み音を鳴らす

あなたのその瞼が眠るまで

ヘイヨーヘイヨー 描いた未来の

亡骸を浮かべて 夜がゆく

ヘイヨーヘイヨー しずくひとつの

零るる涙 水面震わせ 夜がゆく

雪どけ せせらぐ沢のほとり

くだる笹舟に 言の葉浮かべ

風に身を浸して音を鳴らす

絡めたその指がほどけるまで

ヘイヨーヘイヨー 描いた未来を

とかして僕らの墓を建てましょう

ヘイヨーヘイヨー 忘れないようにと

繋いだ言葉 音に刻んで

やがてその音色 海をわたり

地下の牢獄までこだました

誰かの何か ハイライトなメモリー

染み込んだ音色がとけてゆく

とけてゆく とけてゆく 夜がゆく

  • 作詞者

    村上リョーケン

  • 作曲者

    村上リョーケン

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アーティスト情報

  • 村上リョーケン

    シンガーソングライター、唄うたい 京都出身 R&B/ソウル、ヒップホップ、レゲエ等幅広くルーツミュージックを敬愛し、それらに影響を受けた楽曲群を自身はジャパニーズソウルミュージックと銘打っている。 ギター弾き語りというスタイルながら強烈にバックビートを効かせたサウンド、唯一無二の磨き上げられたヴォーカル、視覚的で鮮やかなリリックからアイロニカルでメッセージ性の強いパンチラインまでを表現する詞世界を特徴とする。 18歳でギターを始め、学生時代に村上リョーケンの名義で音楽活動を開始。 在学中にファーストアルバム "Yojohan Romance"を自主制作。 就職で大阪に移り住み、コロナ禍の中書き上げたセカンドアルバム"DIECASTOWN"をリリース。 後に仕事を辞め、車に住む旅のスタイルで日本全国のライブハウスやバー等でライブを行い生計を立てる。 旅の道中に辿り着いた北海道ニセコにて、ミュージックバー(Music Bar MINA MINA)2023/24冬シーズンの常駐シンガーを引き受ける。 店内にてほぼ毎日演奏を行いひと冬の間に受け取ったチップと経験を糧に、同年サードアルバム"奏で音"を製作しリリースする。 現在冬は北海道を拠点にしつつ、春夏秋は全国各地を歌いまわっている。

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