産業繁盛のジャケット写真

夜の隙間 吹き抜ける風

向かいの店の灯りも消えた

誰か灯した ハイライトの煙

染み込んだ音色がとけてゆく

行き交う人波 織りなす道

時の流れ 過ぎゆく中で

街角に佇み音を鳴らす

あなたのその瞼が眠るまで

ヘイヨーヘイヨー 描いた未来の

亡骸を浮かべて 夜がゆく

ヘイヨーヘイヨー しずくひとつの

零るる涙 水面震わせ 夜がゆく

雪どけ せせらぐ沢のほとり

くだる笹舟に 言の葉浮かべ

風に身を浸して音を鳴らす

絡めたその指がほどけるまで

ヘイヨーヘイヨー 描いた未来を

とかして僕らの墓を建てましょう

ヘイヨーヘイヨー 忘れないようにと

繋いだ言葉 音に刻んで

やがてその音色 海をわたり

地下の牢獄までこだました

誰かの何か ハイライトなメモリー

染み込んだ音色がとけてゆく

とけてゆく とけてゆく 夜がゆく

  • 作詞者

    村上リョーケン

  • 作曲者

    村上リョーケン

産業繁盛のジャケット写真

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アーティスト情報

  • 村上リョーケン

    北海道ニセコ在住のシンガーソングライター。 豪雪に包まれた冬の喧騒と、緑が息づく夏の静けさ。 静と動を巡る季節のなかで暮らし、その中で生まれた旋律と言葉を歌にする。 京都に生まれ、車に乗り込み出かけたいつかの日から旅のような暮らしが始まった。 ブルースを出発点に、R&B/ソウル、ヒップホップ、そして民謡のリズムへ。 土着と旅情、黒人音楽と日本の身体感覚。 その交差点に耳を澄ませながら自らの言語と暮らしのリズムで音を紡ぎ、"今ここに在る"ことを生身で歌い上げる。 錆びた鉄のような無骨さと、焚き火の揺れるような温もり、 自然と都会の交差点で奏でられる音楽を。

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