歌詞

5月1日のこの空は1年前のあの空に連れ戻す。私の心と身体全てを。

近くて遠いあなたにそっと近づいて、あなたのすぐ後ろを歩いた。

背中を見つめていたらあなたは私に気づいたくせに。

それでもいつも通りシラナイフリ。

行かないで、置いていかないで。

また1人になろうとするあなたは、

５月の雨に打たれた。私の心から目を逸らした。

それでも深く私の心を見抜くんだ。

『愛している』も知ってるって。それでもシラナイフリなんだって。

わかってるよ。今はね、それでいいよ。

ちゃんと叱れる優しさを持ったあなたが、たった１つだけ大きな嘘をついた。

嘘が嫌いな私をあなたは知ってたくせに。

それでもいつかみたいにシラナイフリ。

ちゃんと目をみて。ホントのことを言って。

「君じゃダメだ」って言えなかったあなたは、

あの日の雨に打たれた。心はここにはいないのに。

それでも深く私の心を射抜くんだ。

『わかりたい』とか『わけてほしい』って、それはきっとズウズウシイだって。

わかってるよ。それはね、それでいいの。

４月の雨に殺された桜は来年も咲くのに、もう咲かないと決めたあなたの、

心に咲いてと願った。咲かせてみせるって誓った。

いつかは深くあなたの心に刻むんだ。

５月の雨を蹴散らして時も空間も超えてゆくんだ。

いつかはわかる。あなたも嫌になる程わかるよ。

『愛してる』も永遠だって、これには終わりはないんだってわかるはずよ。

今はね、そこで、待ってろ。