キハのジャケット写真

歌詞

キハ

江藤佑樹

汽車は警笛を鳴らす

色濃く轍の横

朝凪が空を取り込み

嘘も正しいかのように

魅せて綺麗で虚しさで揺れる

思い返して日常の言霊は

入れ知恵が飛び交う

綺麗にした部屋を土足で荒らされる

そんな気持ちさ

だから

潮風が吹き込んだ

体から分かってるようで解らない

未熟さを飛ばして

景色に舞い上がらせた

海岸線が離れて行く

あなたのようだなと

隧道の風圧も車窓を叩き鼓舞した

思う節と理不尽

単一の心は古の祝詞だ

僕を棚に上げて下ろした時の

罪悪が襲い出す

罰のない過ちはいつまででも

目に焼き付くんだ

だから

潮風を吸い込んだ

体から分かってるようで解らない

未熟さを投げたら

飛沫は立たずに溶けた

窓枠に彫り刻まれた誰かの

とぼけた落書きに微笑む

いつの間にか癒えて行く

嗚呼

この旅で時と共に立ち直る

そう思いたくはないけれど

そう想うしかないな

汐風が吹き込んだ

体から分かってるようで解らない

未熟さを飛ばして

景色に舞い上がらせた

  • 作詞

    江藤佑樹

  • 作曲

    江藤佑樹

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