歌詞

ジャンクのネオンが滲む

ビルの影に揺れる気持ち

待ち合わせた改札前

もう君はいないのに

雑踏の音にまぎれた

君の笑い声 探してる

コンビニの光が

なぜかやけにあたたかい

池袋ブルー　夜に染まって

すれ違った心のまま

あの日見た君の横顔

今もまだ焼き付いてる

池袋ブルー　終電を逃して

ひとりきりの歩道橋

通り過ぎる風が運ぶ

忘れたはずの声

西口の公園ベンチ

あの日語った夢のつづき

カフェラテひとくちだけ

まるで君のぬくもり

スクランブル越えてく

記憶が胸を揺らすたび

街のざわめきのなか

ただ君を想ってる

池袋ブルー　星も見えない

ネオンライトに染まる夜

さよならも言えぬままに

心だけが歩いてく

池袋ブルー　交わらないまま

重ねた日々の片隅に

君がいた証だけが

今もこの街に残る

もしももう一度

会えるならこの場所で

きっと何も言わず

隣に座るだけでいい

池袋ブルー　夜が明けても

終わらない想いのなか

変わらずに灯る街の色

いつまでもここにいる

池袋ブルー　忘れられない

あの日の帰り道まで

すべてが君の欠片

この街に溶けている