HIS NEIGHBORHOOD Front Cover

HIS NEIGHBORHOOD

Track List

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NYに旅立った私は、たくさんの方のおかげでこのようなCDができあがりました。バークリー時代にレコーディングした、ピアノソロ"I here a Rapsody"を含む9曲です。すべて思い出の曲ばかりを詰め込みました。 Walz No2は秋の雨だれをイメージして作った曲ですNo2というのだからレギュラーのワルツもあるんでしょ?そうそうそのとおりなのです。そのワルツにとても影響されたのは事実です。初めてその曲をきいて感動のあまり泣いてしまったという思い出があります(笑) 2曲目のSDS Blues plus Bはバークリーのジャズコンポジションという授業の中で作った曲です。シンメトリックディミニッシュスケールを使ったブルースって?今はもうそんなキマリ事忘れてしまいました。岡崎君が軽快にラッパで参加しています。 Pannonicaはおなじみモンクの曲ですが、このモンクと競演したことがあるロンと競演(?)できるとはおもってもいませんでした。ビリーのブラシさばきにも注目してください。 The night has a thousand eyesは夜は千の瞳を持つというミステリアスなタイトルに惹かれました。その千はわたしの本名とかさなるので、なんとなく共通の何かを拾えたらいいのに・・・。原曲の運びもすごく好みな曲のひとつです。 His neighborhood は私の声も入っています。イメージはそよそよと風にそよぐ木々でしょうか?ボストンのあるお宅にお邪魔すると、アパートの前に小さな森林公園のようなところがあり、いつも涼しげでした。ピアノを弾くと必ずと言っていいほどそこには人が集まります。しかもすべてラテン系のひと・・・。風通しがいい部屋にみなが遠慮なく入ってきました。そんなイメージで創っています。 33(thirty three)はタイトル通り33小節のとても半端な曲を作ってしまいました。ですが寄せては帰るような、繰り返しては繰り広げられるといった曲にしたかったのですが、どうでしょうか? Percussive Mondayは、これも私のオリジナルの曲です。本当に月曜日に曲ができたのでその名をつけました。軽快なサウンドになるようアレンジしています。 さて、Our love is here to stayは弾き語りです。この私のレコーディングの11月に私の大好きなShieley Horn(vo.p)が他界し彼女をフューチャリングしてこの曲をレコーディングしたいと、恐れ多くもビリーに頼みました。そう、この曲は81年のNorthsea Jazz Fesに彼女が出演し、まず最初に歌った曲。そのイメージを大切に私もプレイしました。もちろんその時のドラムスがビリーだったのです。 最後、レコーディングしたいなんて冗談かと思った・・・!とビリーに言われたのですが、本当に私にとって奇跡が起こった思い出の一枚となりました。

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