Lyric

たまにしか地元には

帰らないぐうたらな僕は

掃除の度ノスタルジックになってる

駅前は様変わり

流行が押し寄せては引いて

追いつかない僕は寂しさを感じる

巡り去った

春は短すぎて

いつの間に汗をかく

長い夏の日 影を蹴散らし

嫌いになるまで遊んでよ

サンキューベイビー

愛しくたって 時は止まらない

手紙にもMDにも

華やぐ青春時代は刻めない

ラブリーベイビー

大好きって 気軽に交わせても

届けることはもうできなくて

ありがとって笑った

最近はどうなのと

聞けないで投稿を眺めて

幸あれと小さな念だけ送ってる

そりゃそうか

微熱が冷めてくように

生活と向き合って

あの頃はなんて呼びたくないと

鏡のこの顔が唱える

ロンリーベイビー

写真には残せなかった憂い

遠く澄む 青い影を

思い出と名付け一人で集めてる

コーリンベイビー

会えなくたって 綺麗なままでいて

取り出す事はもう出来なくて

さよならって笑った

相槌してる間に季節

通り過ぎていく

暗転のなか 潜んで 小さく

折り畳まれずにいたいよ

まばたきの途中で

僕らは知らずに大人になったけど

振り返るたび明日への１歩が楽しみになるから

サンキューベイビー

愛しくたって 時は止まらない

ビデオにもレコードにも

煌めく青春時代は刻めない

ラブリーベイビー

もっとずっと 綺麗なままにして

取り出さず 僕ら抱きしめて

また歩き出す

それぞれの道