Lyric

「お花見には もう遅いかな？」

君は困ったように 笑って言った

桜色は 路を飾って

やがて新緑に 融けていくのだろう

嗚呼 変わっていくことを

受け入れることにすら

勇気は必要だけど

大好きだと 大好きだと

君はそう言ってくれた

花吹雪の中で 君が輝いて見えた

変わってても 変わってくのも

また春が来るみたいに綺麗だ

僕も 君のように

前を向いていけるのだろうか

強い色の ビニール敷いて

食事する君をただ見ていた

桜色は 褒めそやされて

いつも新緑を 融かしてくのだろう

嗚呼 変わっていくことに

立ち向かうことにすら

勇気は必要だけど

誰かの期待に応えること

そのために血を滲ませること

まるで 桜色の 葉桜のようで

誰かの期待を裏切ること

それゆえに涙を流すこと

まるで 緑色の 葉桜のようで

だけど、だけど、だけど――

当たり前と 当たり前と

つい思ってしまうほど

僕の見る景色に

いつでも君が居たんだ

大好きだよ 大好きだよ

僕だって伝えたいな

花吹雪の中で 大きな声で歌った

変えられても 変わった後も

君のそばに変わらずに居たいな

僕も 君のように

前を向いて歩ける気がした

桜色だったとしても

緑色だったとしても

君は 桜だった

僕ら 桜だった