夢路のジャケット写真

残酷なほど広い部屋で

静かな月に照らされて

冷たい隙間風が吹く

傷跡を抑えて目を閉じる夜

悲しくなるほど毎日は

眠りについては消えていく

君だけを置いて過ぎていく

秒針の音が頭に鳴り響く

目が覚めてしまったよ

透明な君が遺したもの

不安定な夜をさする音

止め処なく 揺れる

揺れて響く

もう大丈夫だから目を閉じて

そう言って笑ってくれたのなら

ただ一人 眠る

眠りに落ちる

晴れた空の青

染まる赤い頬

暮れた太陽の跡 辿って

触れた朝焼けの 懐かしさに

思い出した過去 辿って

それでも過ぎてく毎日は

僕だけを連れ攫っていく

変わらず街は進んでいく

定刻の列車に今日も揺られている

明日なんてこなけりゃな

夢の最中で

眠り続けていたいんだ

透明な君が選んだことも

不完全な僕が望んだことも

霞立ち 揺れる

揺れて消える

こんな夜は明かさずにいよう

そう言って笑ってくれたからさ

まだ一人 眠る

眠りに落ちる

君と過ごした日を

今でもあの日々を

辿って

晴れた空の青

染まる赤い頬

暮れた太陽の跡 辿って

触れた朝焼けの 懐かしさに

思い出した過去 辿って

雨が降り注ぐ日も

暑く目が眩む日も

君と過ごした日を 辿って

今でもあの日々を

忘れられないの

昇る太陽の跡 辿って

君がどんな空の下 立っていても

僕のこと忘れないように

ただ一人 歌う

歌い続ける

もし聞こえてるなら約束しよう

ありふれたような合言葉で

いつかまた 巡る

巡り会おう

君はただ 眠る

眠り続ける

  • 作詞

    Old Child Wonderland

  • 作曲

    Old Child Wonderland

夢路のジャケット写真

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    夢路

    Old Child Wonderland

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