

夕暮れのグラウンド 砂埃が立つ
蝉時雨に紛れる 君の声が
手渡されたサイダー
隠した気持ちは弾けそうで
駆け抜けた夏草の匂い
真っ白な靴が泥に染まる午後
今も変わらない景色の中で
言葉だけが宙を舞ってる
近づく程に遠ざかる影
言葉は成仏できずに
君の温度に溶け切れないまま
過ぎ去った日々が眩しすぎて
君への想い 忘れたくても忘れられない
息をする度胸が痛くなるけど
「また明日」の響きに生きる意味を見つける
朝焼けの校舎 まだ誰もいない
昨日の余韻が胸を掠めてく
絡まった想いは
靴紐と共に解けないまま
鞄の奥底に書き溜めたメモ
溜息と一緒に滲んだ文字が
素直になれなかった
昨日の僕の背中を押してる
読み返す度に
揺れる気持ち もどかしくて
ちっぽけな勇気束ねて
君に伝えたいな
届かない想いが胸に溢れて
何度も君の名前をなぞっているよ
振り向いてくれるかなそんな淡い期待を抱いて
「また明日」の言葉が僕の背中を押す
どれだけ言葉を探しても上手く伝えられなくて
あと一歩が踏み出せずに君の背中を見つめてる
夕焼けに染まる街並み心の鼓動が跳ねる度に
今なら言えるかなって期待と不安が絡まる
言葉ひとつさえ持て余してる
誰かの真似事みたいな台詞が
喉の奥で沈んだ言葉も
今ならそっと解ける気がする
何度も飲み込んだ想いを
この夜にそっと放つよ
- Lyricist
Mumei
- Composer
Mumei
- Producer
kazuki morisawa
- Vocals
Diamond QueeN

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