催涙雨のジャケット写真

歌詞

催涙雨

KANSAITEI, 花隈千冬

銀の砂

散る夜空

織の指

光ほどく

天はふたりの軌跡裂き

涙の川を置いた

夜を裂く銀の帯

知るは星だけ

催涙雨が降りそそぐ夜

星たちは息潜め

触れた指先が距離を溶かし

川は光へと変わる

月が撫で

静かな川

風揺れて

失せた日々

涙はやがて雨となり

天は記憶とそれを呼び

拒む夜に星沈む

川の向こうへ

催涙雨の夜 人は願う

涙の重さ 知る二人

光なくとも愛は川を越え

星沈んでも巡り逢う

永遠が罰なら 一瞬の幸福へ

雷鳴の下で絡めた 指を数えさせぬ

催涙雨の終わりに朝が来て

星は軌道へと戻る

互いの影 手放すたびに そっと

来年の夜 想い馳せ

涙でできた川の上で

愛は光となり揺れた

天の川は別れでなく

再会へ続く道だった

  • 作詞者

    KANSAITEI

  • 作曲者

    KANSAITEI

  • プロデューサー

    KANSAITEI

  • レコーディングエンジニア

    KANSAITEI

  • ミキシングエンジニア

    KANSAITEI

  • マスタリングエンジニア

    KANSAITEI

  • ドラム

    Ez Drummer 3

  • ボーカル

    花隈千冬

  • ピアノ

    EZ KEYS 2

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催涙雨

KANSAITEI, 花隈千冬

  • ⚫︎

    催涙雨

    KANSAITEI, 花隈千冬

七夕伝承を静謐に描いた「催涙雨」。
一年に一度だけ交わる織姫と彦星の距離、その軌跡を裂く天の意志、涙が川となり光へ変わる瞬間を描いた物語です。
星が沈んでも愛は消えず、再会を信じて歩むふたりの祈り。
銀の帯が夜を裂くように、切なさと希望が交差するこの曲は、失われた日々を抱きしめながらも、次の巡り合いを見つめる人々へ静かに寄り添います。

アーティスト情報

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