歌詞

薄明かりのホーム 眠そうな顔たち

今日も「おはよう」の代わりに 静かにため息

誰かの期待 振り切れずに

心の声をしまい込む

慣れた指で「カチリ」とタイムカード

切り取られた時間が 積み重なるだけ

本当にこれが 望んだ未来だったのか

あの日夢見た空は まだ遠いまま

もっと素晴らしい人生は どこかに眠ってる

タイムカードを押すその手で 扉は開けるのか

このまま終わりたくない 胸の奥が叫んでる

「自分だけの輝きを　探しにいこう」と

気がつけば流れる 日々の中で

やりたいことのリストは 引き出しの奥

だけど心 染み入る音が聞こえた

「本当にそれでいいの？」と問いかける

ひとりじゃない 誰かも同じ思いで

決まりきった毎日にも 小さな勇気を

歩き出せなくても 夢は消えない

今ここから 何度だって始められる

もっと素晴らしい人生が この先に待っている

タイムカード押す毎日に さよならできるのか

涙を超えて 迷いを脱いで 光を探して歩く

「終わり」と思った今日が 新しい一歩になる

眠い目をこすりながら

人波に飲まれて　今日もまた始業ベル

夢見ていた日々は遠く　心は何度も問い直す

「これで終わりでいいのか？」

タイムカードを押す音は　少しずつ僕を無にする

まるで答えを持たないまま　揺れる満員電車

他人の会話が遠い国の言葉みたい

浮かぶ子どもの頃の青い空

笑う理由を忘れたまま　ため息で誤魔化した

もっと素晴らしい人生が　どこかに待ってる気がする

このまま時計に縛られたままじゃ　きっと自分が泣いてしまう

小さな勇気だけポケットに　いつか知らない扉を開けたい

タイムカード押すだけの毎日で　本当にいいのかと今も問い続ける

昼休み、公園へ抜け出せば　子どもたちが描く自由な風景

僕もあんなふうに笑ってた　時もあったんだと胸が痛む

決まった手順、決まった会議

同じ話繰り返し　誰かに合わせて頷く日々

もっと自分を生きてみたい

心が震える瞬間をもう一度　この手で掴みにいこう

タイムカードの印字よりも　大切な何かがあるはず

その答えを探して

「全部投げ出してしまえば？」心の奥から声がする

だけど、恐れや迷いも　今は僕の一部だ

繰り返すだけの毎日から　一歩外へ踏み出せたら

変われる自分を

もっと素晴らしい人生が　本当はすぐそばにある

タイムカードを押すだけじゃ終われない

勇気はいつも掌の中　過去も不安も受け止めて

「本当に自分が望む明日」へと　一歩踏み出そう

今日もタイムカード押して

胸の声、小さく呟く

終わりでいいはずがない　僕は僕の人生を生きるため

まだ見ぬ未来へ進んでいく