

さよならと飛んでった
はしゃいで跳ねた水飛沫
窓辺から差し込んだ
斜陽と交差した夏霞
「暑いね」と呟いた
他愛無い道は早送り
流れていった花筏
いつの間にか消えてった
もうどうしようもないほど酷く蒼い
小さな小さな小さな小さな退屈が
もうどうしようもないほど深く遠い
確かに在った不確かになった柔い名残
音沙汰も無くなった
絶えず鳴っていた筈なのに
言葉が証明ならば
見えない痛みに名前をつけてよ
真っ逆さまに落ちてった
生易しく据えたご都合主義
世界はただただただ回る
うかうかしてると置いてかれるぞ
どうしようもないほど痛く恋しい
昨日かの様に未だ色めいている帰りしな
もうどうしようもないほど弱く脆い
微かに鳴った不可思議と見紛う毎日が透過
もうどうしようもないほど苦く甘い
小さな小さな小さな小さな不始末が
もうどうしようもないほど深く遠い
確かに在った不確かになってもまだ蒼い
忘夏
どうか
- 作詞者
アイハラトウヤ
- 作曲者
アイハラトウヤ
- プロデューサー
アイハラトウヤ
- ギター
アイハラトウヤ
- ベースギター
アイハラトウヤ
- ドラム
アイハラトウヤ
- ボーカル
アイハラトウヤ
- バックグラウンドボーカル
アイハラトウヤ
- ソングライター
アイハラトウヤ
- プログラミング
アイハラトウヤ

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忘夏
アイハラトウヤ
アーティスト情報
アイハラトウヤ
2003年、岐阜生まれ。中学で吹奏楽部に入部し、音楽の世界へ踏み込む。高校から作曲を始め、2022年にボカロP「アーク」としてデビュー。2025年5月から「アイハラトウヤ」として肉声での活動を始める。鬱屈や葛藤から目を背けず、"人間らしい等身大の心"にフォーカスした音楽を歌い、弾き、創る。青さ滲むギターロックを主軸に、ディープなエレクトロ、はたまたボタニカなど、一つのジャンルに固執しない多様な音楽性で心象を表現する。 貴方の生きる理由になるので、 僕の生きる理由になってください。
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