Lyric

記憶の中に囚われたまま

微かな光となって煌めく命の欠片

陽だまりの色　透明な街滲んで

ぼやけて沈む　痛みのない嘘の彼方へ

優しさで彩られた

束の間の幸せの中で

握りしめたはずの手が揺らいで離れていく

青く深い海の底から

君を連れ出して光を求めた

もう二度と壊れてしまわぬように

この手伸ばして守り続ける

何度でも

大切なもの　誰かの笑顔　幸せ

私は願う　月夜にさざめく波に揺られて

空の色　陽の光と

束の間の自由に焦がれた

微笑みに隠した想い弾けて消える

青く深い海の底へと

夜に連れられてひとり落ちていく

でももしもまた朝が来るのなら

この手掴んで光の中へ

もう一度

想い寄せて　（定められた）

紡ぐ絆　（枷の絆）

守るべきは　（断ち切るのは）

迷いはない　（信じてる）

掴んだ君の手が

その答えだと

青く深い海の底から

君を連れ出して光を求める

もう二度と離れてしまわぬように

この手伸ばして守り続ける

暗く冷たい海の底へと

ひかりを求めながら泡となって消える

生きたいと願った人魚姫の

彷徨い漂う魂の檻に繋がれて