歌詞

映画のエンドロール　ソファに並んで

私の髪を　ふわっと撫でる君

「今日もよく頑張ったね」って

その一言だけで　涙が出そうになるの

たまにふざけながら撫でて

クシャってなって笑う私

そんな不器用な優しさが

いちばん心に染みるんだ

君の手が　私の世界を包んでく

ポンポンって　頭を叩くリズム

まるで「大丈夫」って言ってるみたい

落ち着くんだよ、君のぬくもり

眠くなるくらい　優しいその手が好き

夜更かしした日も　寝不足の朝も

「ちゃんと起きろよ」ってポンポンされて

ベッドの中で　笑いながら

そのまままた眠りたくなるの

駅までの帰り道　手を繋いで歩く時

急に髪を撫でられて

「風で乱れてる」なんて言うけど

きっと照れ隠しでしょ

君の手が　私の心を撫でてく

何気ない仕草なのにあったかくて

まるで「そばにいるよ」って言ってるみたい

子供みたいに　はしゃぐ時も

眠たそうに撫でるその手も　全部好き

もしもいつか喧嘩して

離れた夜が来ても

君の手の感触だけは

きっと忘れられないと思う

君の手が　私を包むたびに

世界が少し優しくなるの

何もいらない　言葉もいらない

ただ撫でてくれるだけでいい

その手がある限り　私は笑っていられる