飄々としてのジャケット写真

歌詞

孵化

アトゾメ

カーテンから漏れる 何周目かの陽

口から出るのは

肉声か鳴き声か謀る

体中巡る 深まる青血が

生存を懸けて

人すらも薄らいで見える

災難だ

とっくにどうしようもない胴体

誰もが知っている

大体欲している

臍の緒が最後の境界線

雷雷雷

孵化

今夜こそは私を埋めた後

容器一杯の白湯などを入れましょう

いつもの様に

あなたの食べた後をおくれ

情けと毒を

含んだ餌をくれるんだろう

戦前迫ってくる

案外括っている

這いずり回る脈よ 静粛に

何かを飼っている

大体狂っている

鏡を伏せてくれ今すぐ

雷雷雷

孵化

  • 作詞

    maikohan

  • 作曲

    内藤 雄介

飄々としてのジャケット写真

アトゾメ の“孵化”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アトゾメ 2nd album「飄々として」。
それぞれの世界観を俯瞰し、代弁者として表現してきた1st アルバム「幻灯」とは打って変わり、主観的にアトゾメの意思が強く反映されたものになった今作。
この3年間、自己と向き合い続けることで見えてきたロックバンド「アトゾメ」としての在り方を全9曲で体現している。

アーティスト情報

"