今は消えない跡
私の身体の一部に
して微睡むふりする
しずかな小夜風と
どこか土の匂いを探した
瑠璃君の口の端は
淀みのない明日の様
空白の街に残った香りに
馳せ歌う
「フィクションを真に受けた」
繰り返し溜息を吐く
騙せたふりする
しずかな嘘ひとつふたつ
癒せる場所 未だ見つからなくても
さりげない言の葉の
輪郭を、凹凸を
磊落な風景として集めた
世界数えた
(ただ)
いつか聞いていた歌も
低速な生活も
彷徨っている 光
彷徨っている 湖
彷徨っている 現在地
照らすよ 苔のむすまで
瑠璃 君の口の端は
淀みのない明日の様
空白の街に残った香りへ
導かれ歌う
さりげない言の葉の
輪郭を 凹凸を
磊落な風景として集めた
世界数えた
今夜(微かに)感じる(ものを)
確かに失わないように
- 作詞
イイノ コウスケ
- 作曲
内藤 雄介
アトゾメ の“サースティー”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
actor
アトゾメ
- 2
逆上せる
アトゾメ
- 3
エツニイル
アトゾメ
- 4
孵化
アトゾメ
- 5
夜の波光
アトゾメ
- ⚫︎
サースティー
アトゾメ
- 7
カルダディール・ダリー
アトゾメ
- 8
飄々として
アトゾメ
- 9
クチナシ
アトゾメ
アトゾメ 2nd album「飄々として」。
それぞれの世界観を俯瞰し、代弁者として表現してきた1st アルバム「幻灯」とは打って変わり、主観的にアトゾメの意思が強く反映されたものになった今作。
この3年間、自己と向き合い続けることで見えてきたロックバンド「アトゾメ」としての在り方を全9曲で体現している。
アーティスト情報
アトゾメ
ロックバンド『アトゾメ』。 シリアスでノスタルジックな旋律と文学的な歌詞から紡がれるドラマティックな情景描写はまさに秀逸。歌謡曲を彷彿とさせるリードボーカルの繊細かつ力強い歌声、激情的で生命力漲る極太なバンドサウンドはポピュラーやキャッチーを凌駕する。 2018年結成。 HOTLINE2019東京エリアファイナル優秀賞受賞。 2020年4月19日に1st album「幻灯」をリリース。 2023年3月18日に2nd album「飄々として」をリリース。
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