飄々としてのジャケット写真

歌詞

サースティー

アトゾメ

今は消えない跡

私の身体の一部に

して微睡むふりする

しずかな小夜風と

どこか土の匂いを探した

瑠璃君の口の端は

淀みのない明日の様

空白の街に残った香りに

馳せ歌う

「フィクションを真に受けた」

繰り返し溜息を吐く

騙せたふりする

しずかな嘘ひとつふたつ

癒せる場所 未だ見つからなくても

さりげない言の葉の

輪郭を、凹凸を

磊落な風景として集めた

世界数えた

(ただ)

いつか聞いていた歌も

低速な生活も

彷徨っている 光

彷徨っている 湖

彷徨っている 現在地

照らすよ 苔のむすまで

瑠璃 君の口の端は

淀みのない明日の様

空白の街に残った香りへ

導かれ歌う

さりげない言の葉の

輪郭を 凹凸を

磊落な風景として集めた

世界数えた

今夜(微かに)感じる(ものを)

確かに失わないように

  • 作詞

    イイノ コウスケ

  • 作曲

    内藤 雄介

飄々としてのジャケット写真

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アトゾメ 2nd album「飄々として」。
それぞれの世界観を俯瞰し、代弁者として表現してきた1st アルバム「幻灯」とは打って変わり、主観的にアトゾメの意思が強く反映されたものになった今作。
この3年間、自己と向き合い続けることで見えてきたロックバンド「アトゾメ」としての在り方を全9曲で体現している。

アーティスト情報

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