212°Fのジャケット写真

歌詞

212°F

猫舌α

明け方の三階

狭いベランダ

酸素を吸う

ツギハギの心じゃ飛べない臆病な足

六畳一間の夢

絡まる腕

傷だらけになっていた

ぬるい水と熱の嵐

さめた目で確かめた価値

綴られた歌詞は

212 °F

何度目の逃避と

埋まらない後遺症

紡がれた音は

苦しみの中で

かけ合わせ砕けた

何かを見つめてた

痛みも闇も全部

光よ光れよ全部

今にも今にも消えて

しまいそうな哀を

何もかもが全部

非対称な愛情

全部それでもそれでももっと

茹だるように歌うよ

きっと求めてた

夢の形とは

似つかないけれど

藻がいて生きています

夕焼けと他愛無い

声が僕の脳を巣くう

耳鳴りと心に埋め込んだ

不透明な針

屋上よりも一つ上

爪先で届かない癖に縋っていた

錆びついた鉄と塩素の味

欠けた目で確かめた輪郭

ぶら下げた重みは

21gのせい

眩むような衝動と

詰まる喉

濃い自傷

流れゆく想いは

うつしよの中で

混ぜ合わせ産まれた

私を見つめてた

痛みも闇も全部

光よ光れよ全部

今にも今にも消えて

しまいそうな愛を

何もかもが全部

非対称な代償

全部それでもそれでもいっそ

茹だるように歌うよ

きっと求めてた

夢の欠片とか

下らないけれど

今も愛しています

きっと求めてた

夢の形とは

似つかないけれど

藻がいて生きています

  • 作詞

    猫舌α

  • 作曲

    猫舌α

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