深夜3時
静けさの中をひとりで歩く
月へ伸ばした指先に
小さなあかりが揺れている
消えてしまいたい
星たちがさまよう夜に
消えたくなかった
流星が光を残してとけていく
空を彩る光が 心の中で
今も輝いている
優しい声が聞こえた気がした
あの日にはもう戻れないけど
幸せはきっとここにある
夜明け前
朝焼けをただ待つ僕は
柄にもなく空に祈る
あなたが寂しくありませんように
消えてしまいたい
星たちがさまよう夜に
消えたくなかった
流星が光を残してとけていく
空を彩る光が 心の中で
今も輝いている
優しい声が聞こえた気がした
あの日にはもう戻れないけど
幸せはきっとここにある
明けない夜はないなんて
慰めにもならない言葉が嫌いだ
でも多分それは真実で
忘れることはできないけど
ほら、もうすぐ朝日がのぼる
空を彩る光が 心の中で
今も輝いている
優しい声が聞こえた気がした
あの日にはもう戻れないけど
幸せはいまここにある
- 作詞
JIN
- 作曲
JIN
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- ⚫︎
Hush of Dawn
JIN
タイトル:Hush of Dawn
アーティスト: JIN
説明文:新しいシングル「Hush of Dawn」は、人生における夜明け前の静けさと、夜を乗り越えていく葛藤、諦めなかった希望が光となって未来を見せてくれる情緒を表現したチルサウンドの楽曲です。この楽曲を通じて、夜明けの美しさと静けさの中に込められた深い感情に触れることができるでしょう。
深夜帯にひとりで聴いてほしい楽曲となっています。
是非、情景を浮かべながら聴いてみてください。
制作秘話:
制作時期がお盆前後だったこともあり、二度と会えなくなってしまった(生死問わず)大切な人に思いを馳せながら作曲しました。
今回、最も悩んだのはこの歌詞の表現です。
"消えてしまいたい
星たちがさまよう夜に
消えたくなかった
流星が光を残してとけていく"
元の文章はこうでした。
「消えてしまいたい命が彷徨う夜に、消えたくなかった命ばかりが散っていく。」
この"Hush of Dawn"という楽曲は、この文章がきっかけで生まれたので、直球だと聴きづらくても、分かりにくい歌詞にして誤魔化したくなかった。
だから、少し時間をかけて比喩表現を考えました。
Introは、深夜の景色と孤独感を、Outroは、徐々に朝焼けが濃くなっていく中、憂いと希望を帯びた朝を迎える情景が浮かぶようなイメージでつくりました。
本当に辛いことがあった時、消えてしまいたい夜をひとり歩いているのは、僕かもしれないし貴方かもしれない。
そんな時、大切な誰かとの想いや言葉が支えてくれることってあると思うんです。
そして、消えてしまいたい誰かも、星になってしまった誰かも、意図せず、誰かの心を照らしていたりする。
僕らは、自分が思うよりずっと輝いていて、それは暗闇の中にこそ見出せると思うから、どんなときも諦めず希望に手を伸ばしていてほしいなって、そんな願いがこの楽曲になりました。
でも、私はただ作っただけなので、好きに聴いてほしいな。
聴くのはあなたで、聴いてくれたその瞬間から、この曲はあなたのものだと私は思っています。あなたの想いと曲を融合させて、世界に一つだけのあなたのためだけの曲に、完成させてほしいなと。その方が、この曲も喜びます。
最後まで、読んでくださってどうもありがとう。
- JIN
リリース日: 2024年8月
アーティスト情報
JIN
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