歌詞

たわいない　こいのものがたり

すべては　そこからはじまった

ちいさなあたまのなかに　うずまいたかんじょう

こえはどこからもなく　うまれてはきえてく

それはこころのなかに　ひびいて　さよなら

いつのまにか　そのたびに

メロディーライン　くちずさんだ

それがあまりにも　きれいにしみて

みがってに　うごいたペンさき

しろいかみに　つぶやいた

あのころのことです

それしかできなくて　しらなくて

ただかきつづけた

だけどね　それがあるから

いまのぼくは　ここにいる

まだとまれない　うたにのせて

つよくなれそうで

たくさんのことばが　ぼくをしゅちょうする

かわらない　うずまくおもい

ゆめはどこからか　うまれてはきえてく

それらがぼくじしんを　つくっていく

いつのまにか　みえるばしょもかわって

そのたびにかわる　かんじょうをのみほして

みがってに　ゆびをうごかす

しろいかみに　さけんだ

あの日のことです

それしかできなくて　しらなくて

ごみばこにすてた

だけどね　それもたいせつで

ぼくはまたあるきだす

よわいじぶんをすこし　みとめるたびに

ふいにあるけるきがして

たくさんのことばを　あいせたらいいね

まだいけるよ　みちはむげんに

まだだいじょうぶ　てにいれられるものはある

しろいかみが　くろにそまるくらい

それしかできなくて　しらないままのぼくだから

だけどね　それがあるから　ぼくはいきていける

そっとささやく

「ことばがいるかぎり　ぼくはきえない　ずっとね」