Lyric

明けない夜は無いと何度同じこと聴いたんだ

夏蝉の声が少しだけ寂しさを誤魔化すんだ

あなたと同じ悲しみではないから

大丈夫なんて簡単に言えないよ

道のりも終点も生き方全て違うけど

それでも

祈るよ

顔も知らないあなたの行く先が

ほんの少しでも笑えるように

根源を取り払うこと出来やしないから

あなたが何処にいようとこの声が届くなら

独りじゃないから

目に見えない星もきっと誰かにとっては特別で

花火の音色に声がかき消され虚しいんだ

空っぽな心を埋めるように言葉を

紡いでは吐き出し大丈夫と強がるの

抑えても逸る鼓動

同じように迷えるのが嬉しいんだ

祈るよ

闇の中を歩むあなたの道を

ほんの少しでも照らせるように

頼りない蛍火のような灯りだとしても

不安も苦しみも優しく燃やせるような

そんな光になりたい

この電波の中にたくさんの希望があって

その中の一つでしかないけれど

見つけてくれたあなたのために

歌いたいんだ

祈るよ

こんなことに意味など無いとしても

歌うよ

闇の中を歩むあなたの為に

祈るよ

顔も知らないあなたの行く先が

ほんの少しでも笑えるように

根源を取り払うこと出来やしないから

あなたが何処にいようとこの声が届くなら

独りじゃないから