Banriikku Front Cover

Lyric

Banriikku

Bankiyako

弦を結わいて 箒を戦(そよ)いで

夜を喰らうは乱世の支配者

その傀儡(かいらい)も月下に歌えば

万里制す鬼となる

結んで拓いて 手を打って哭いて

慰みも興もありはしないさ

取るに足らない異生(いしょう)やら化生(けしょう)は

擦った揉んだで朽ち果てる

吹けば飛ぶ芥子(けし)の様な

故(ゆえ)も無い浮舟に

縋り乞う狂想も

一切合切 贄(にえ)となれ

円となって踊れ 先を途って進め

天地揺るがす渦となれ

万折不撓(ばんせつふとう)の七彩(しちさい)が

四季を折るのさ 君の為

さあ後に続け 無邪気に囃せ

酸いも甘いも噛み砕け

ついぞ戻れない可惜夜(あたらよ)に

固い絆を結ぼうか

有象無象が気も散漫に

祈る其れは神か道化か

知らぬ内に捻れた業は

怨の連鎖で露と消える

泡沫に袖の露

独り待てど暮らせど

過去に戻れはしない

部屋の中 響くは鬨の声

時は無常に流れ 蒸し返す煩いも

晨星(しんせい)落つ侘しさも

一切合切 糧となれ

さあ声を枯らせ 玉座を照らせ

統べる大地に根を生やせ

千軍万馬(せんぐんばんば)の七彩が

空を射るのさ 君の為

嚆矢を放て 心を燃やせ

これは僕らの証明だ

二度と出会えない幽玄に

永遠の契りを交そうか

万里に咲いて花と散れ

弦を結わいて 箒を戦(そよ)いで

夜を喰らうは乱世の支配者

この粋狂も 穂を継ぎ合えば

万里響く詩となる

  • Lyricist

    rig

  • Composer

    rig

Banriikku Front Cover

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