

歌詞
黒箱のバラ
やかもち
窓のない部屋に吹く濁り風邪
行き場のない自(みず)が隅にたまる
穴のない箱に吹き抜ける風
行き場のない木が天井(そら)に打ち折れる
黄色い空の下、あなたが林檎を食む
黒い天井の下、私は唇を噛む
もう抱いて殺して、でもあなたがいい
その暖かい指で私をなぞって
もう独りにしないで、でもあなたがいい
私は黒箱のバラ
黒い息が私の死を誘(いざな)う
白い息が私の手を引く
枯れた花の代わりは見つけたかしら
ただ知りたいそれだけなの お願い 神よ
ああ狂わさせて
もう花散ら馳せて
届かなくてもいいから
せめて匂いだけ、触れさせて貰えなくていい
ただ抱いて殺して
でもあなたがいい
私はガラス色の薔薇(はな)
- 作詞者
やかもち
- 作曲者
やかもち
- プロデューサー
やかもち
- プログラミング
やかもち

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