

黄昏に染まる街角で
虚ろな瞳が彷徨う影
堕ちゆく魂を癒すように
微かに光る赤いネオン
「ようこそ…」とささやく店長の詩(うた)
揺れるカートの鎖に縛られた私
闇の果てに浮かぶ幻想(まぼろし)
ベルクの扉が開く時
禁じられし 快楽の園へ
さあ、堕ちてゆけ…無限のよるえ
漆黒のとばりが落ちる頃
さまよう民が集う祭壇
刻まれた運命(さだめ)のねふだが
血に濡れた契約を交わす
「特売…」と響くパートの声
選ばれし者だけが知るエデン
堕ちた天使たちの咎(とが)を
ベルクの闇が抱きしめる
甘美なる罪に溺れながら
ただ、彷徨え…終わりのない夜
鏡のように映るこの街の
偽りの微笑みを引き裂いて
名もなき星が堕ちる時
この楽園も灰と化すのか…
ベルクの鐘が鳴り響く
哀しみの セレナーデ
運命(さだめ)のカートを押しながら
- 作詞者
アラタモンド
- 作曲者
アラタモンド
- プロデューサー
アラタモンド
- ギター
KANENA SEA
- ベースギター
KANENA SEA
- ドラム
KANENA SEA
- キーボード
KANENA SEA
- ボーカル
KANENA SEA

KANENA SEA の“Belc”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
Belc
KANENA SEA
“ベルク”は、今宵も堕天使を迎える——
退廃と幻想が交差するヴィジュアル系の異世界叙事詩。
「ベルク」が“禁断の楽園”へと変貌し、特売が魔の囁きに、買い物が契約の儀式へと昇華する。
漆黒の帳が落ちる時、あなたもまた、終わりなき夜に招かれる。