泣きそうで零れ落ちそうなのを
ごまかして見上げた空は
だけど全部見透かしてるように
ギラギラと眩しくて
自信がなくてやっぱり俯いたら
そこに小さくゆれて咲いている花を見た
アスファルトのうえ顔を出したちっぽけな花
名前さえもわからないそんな君に
思いつきの花言葉勝手につけた
口にすればダサいと笑われそうな
いつかあの空の雲めがけて伸びて
届いて刺さって咲いたら
“勇気”に変えて降るかな
なんて考えた
花の名前も詳しくないけど
星もどれが何だかちっとも知らない
けれど優しく瞬いた夜には
何となく部屋のカーテンは明けたままでいよう
夜の空眺めたままベッドに寝転んでいたんだ
午前3時くらい
また今夜も眠れなくて目は閉じたまま耳だけを澄ましていた
遥かずっと遠い宇宙からの音に
長い夜を貫いて届いているその声は
星が頬伝うときに気づいたよ
初めから胸の奥からしていた
願いを掛ける星は夜空じゃなく
「諦めたくない」と流れて光る涙だった
泣いたっていいじゃんってゆれてた花
明け始めた街の隅で葉っぱを広げ受け止めた星のかけらは
迷っている朝にも輝く
- 作詞
エノウアライ
- 作曲
エノウアライ
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あさつゆの唄
エノウアライ
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エノウアライ
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