あさつゆの唄のジャケット写真

歌詞

あさつゆの唄

エノウアライ

泣きそうで零れ落ちそうなのを

ごまかして見上げた空は

だけど全部見透かしてるように

ギラギラと眩しくて

自信がなくてやっぱり俯いたら

そこに小さくゆれて咲いている花を見た

アスファルトのうえ顔を出したちっぽけな花

名前さえもわからないそんな君に

思いつきの花言葉勝手につけた

口にすればダサいと笑われそうな

いつかあの空の雲めがけて伸びて

届いて刺さって咲いたら

“勇気”に変えて降るかな

なんて考えた

花の名前も詳しくないけど

星もどれが何だかちっとも知らない

けれど優しく瞬いた夜には

何となく部屋のカーテンは明けたままでいよう

夜の空眺めたままベッドに寝転んでいたんだ

午前3時くらい

また今夜も眠れなくて目は閉じたまま耳だけを澄ましていた

遥かずっと遠い宇宙からの音に

長い夜を貫いて届いているその声は

星が頬伝うときに気づいたよ

初めから胸の奥からしていた

願いを掛ける星は夜空じゃなく

「諦めたくない」と流れて光る涙だった

泣いたっていいじゃんってゆれてた花

明け始めた街の隅で葉っぱを広げ受け止めた星のかけらは

迷っている朝にも輝く

  • 作詞

    エノウアライ

  • 作曲

    エノウアライ

あさつゆの唄のジャケット写真

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