溺死するモノローグのジャケット写真

歌詞

溺死するモノローグ

久三

笑っていた。

水面に映る自分が、

人間らしく見えるように。

幸せですか?

問いかける声が泡になって消えた。

沈むたび 軽くなる

浮かぶたび 苦しくなる

理屈はどこにもいらない

体だけが 息をしてる

机の上の花は枯れた

愛という名の水をもらいすぎて

笑顔の奥で 誰かがひび割れる音がした

あれは 僕か 君か

正義も罪も ひとつの刃

握った手が血に染まるたび

生きてるって言える気がした

それが間違いでも。

叫びは誰にも届かない

けれど沈黙よりは美しい

理性の端で笑っていた

“これが本当の僕だ”と。

空を見上げた そこには海があった

流れる魚たちの群れのように

人間たちは 今日も息をしている

何かを殺しながら。

文字のないページを開く

僕はまだ、そこにいない。

  • 作詞者

    久三

  • 作曲者

    久三

  • プロデューサー

    久三

  • ボーカル

    久三

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    溺死するモノローグ

    久三

アーティスト情報

  • 久三

    心の奥に触れる、言葉のかけらたち。 傷ついた誰かにそっと寄り添い、 忘れかけた感情を呼び覚ます。 久三(きゅうぞう)は、痛みも、喜びも、迷いも、 「そのままの感情」で歌うアーティスト。 ラップ × バラード、語り × 詩、 静かなメロディの中に、鋭い言葉を宿す。 SNSではその日常に潜む“本音”を切り取った言葉たちが共鳴を呼び、 数々のリリース曲が、心の奥にひっそりと届いている。 心を燃やし、歌に変える。 それが Kyuzou の生き方であり、創作の核。 日本発、魂で叫ぶ男 Kyuzou。 感情を限界まで研ぎ澄まし、痛みも怒りも希望も「この歌に変える」Kスタイルの提唱者。 その声は叫びのように熱く、祈りのように静かに響く。 「それぞれの旗」「冷静なる支配論」「首輪の国、裸の勇者」「錆びた鼓動」 どの曲も、聴く者の心を撃ち抜く感情の刃を放つ。 Kyuzou の音楽は悲しみを拒まず、それを愛に変える。 そして、屈しない心と生きる誇りを掲げる音楽。 聴く者の胸に灯をともす、それが Kスタイル。 「この歌が残るなら、それでいい。」 その信念のもと、Kyuzou は今日も魂を鳴らし続けている。

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