ボクよ、僕を見つけて僕を救って
ボクよ、僕にはキミしかいないんだ
僕よ
聞こえてるか
あの人は僕に興味がない
だから傷付けもしない
妄想置いといて ホットケーキ焼こう
僕よ
聞こえてるか
夢に出てくる怖い怪物は
浄化されなかった睡魔だよ
不安置いといて 布団に潜ろう
果てしのない寂しさを
破壊的な寂しさを終わらせるのは
他の誰かじゃなくって
僕じゃなくちゃだめなんだ
消えない消えない寂しさを
この先もずっと抱えて歩く?
誰かと一緒に生きるのって
案外ほんと難しいよね、ね。
変わりたい 変わりたい だからその
手を握ることはできない
それなのに途方もなくなると
僕はいつも君に会いたい
ごめんね
耳ざわりのいい言葉に揺れる
あの人は誰にでも優しい
正しくて間違っている
特別なんて滅多にない
僕の表面が好き
この喜びはすぐに消える
簡単な優しさに逃げないで
弱いままの自分を許さないで
満たない満たない僕が持つ
愛なんて碌じゃない 隠して歩く
消えない消えない期待がうざい
膨らんで破裂する前にね ねえ、
僕を僕だけで満たすんだ
僕ならできる 大丈夫だよ
君のそばにいられるように
いつか君の手を握れるように
唯一の味方 最大の敵よ
天使も悪魔もいるとしたら
キミなんだろ
せっかく生まれ一緒になくなる
見捨てないよ
地の果てまで話そう
消えない消えない愛しさと
この先もずっと戦い歩く
苦しい悲しい つらい切ない
それでも愛すことを止められない
消えない消えない寂しさを
この先もずっと抱えて歩いていく
強くなれたその先で
僕はいつも君に会いたい
僕は、僕を見つける
まだ小さく微かな六等星
どうか 見守っていて
これから先の長い旅路
- 作詞
灯橙あか
- 作曲
灯橙あか
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- ⚫︎
Gemini
灯橙あか
「自分」と、脳内意識の中の「もう1人の自分」との対話を書いた曲。2人は胸の奥に染みついた寂しさについて話し合う。
今作は、灯橙あかが度々書く"孤独への向き合い方"の解像度を、更に深める楽曲となった。
自分に完璧を求めすぎてしまう人、他人に頼ることができない人、そういった部屋の隅で人知れず苦しんでいる人たちに届いてほしい。
歌詞だけを追っても楽しめ、普段メロディー重視で聴く人も受け取りやすいサウンドメイキングを目指した。
哲学的なテーマに相反して、柔らかく砕けた言葉選び、爽やかなバンドサウンドと合間に聴こえるアコースティックギターにより温かい雰囲気が醸し出される。
アーティスト情報
灯橙あか
長野県出身、大学時代は京都で過ごす。現在Youtube(チャンネル登録6万人)などのSNSを中心に活動中のシンガーソングライター。 ”心”にフォーカスした繊細かつ独特な歌詞と、キャッチーで色彩豊かなメロディーが持ち味。作詞作曲はもちろん、編曲、映像編集、イラスト、各サイト運営まで幅広く手掛ける。特徴的な歌声でバラードからポップソングまで悩める人の心情を等身大で歌う。Youtube登録者50万人越えのクリエイターグループ「WHITEBOX」のメンバーとしても活動中。同世代の男女を中心に今、大きな注目を集めている。