weaksualのジャケット写真

歌詞

朝靄

Loojy

僕はどこまで来ただろう

足跡の道は果てしない

行き場の無い紐を引き摺って

僕はどこまで来ただろう

目を凝らせど先は見えず

ボールを投げてくれる人も居ない

出来るだけ頑張りたい

もう戻れないし

「怖くない 怖くない」だからもう怖くない

誰とも会えずに あの匂いを頼りに

ただいま おかえりはお預けになるから

急がなきゃ どこへだろう?

朝靄に包まれて

行先は未だ遠く

少しだけ疲れたな

休んでしまおうか

もう一度撫でてよ

柔らかな手で

怖いよ 怖いよ 誤魔化せないよ

それでも行かなきゃ あの匂いを頼りに

「ただいま」「おかえり」交わすいつかの事

夢にまで見てるんだよ

それまでやめないから

僕はどこまで来ただろう

どこまでも行くのだろう

何もない ただそのままで

  • 作詞

    大内康平

  • 作曲

    大内康平

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「心が表現を欲しがって、声が行き場を欲しがった。」LoojyのVo.Gt大内康平の楽曲は、そうしていつのまにか生まれるらしい。初のフルアルバムとなる「weaksual」は、weak(弱い)とusual(いつもの)を組み合わせた造語である。強く在る事ではなく、弱さを認め、共に歩む事を選んだ今作は、"ありのままの自分を愛し、そして愛して貰いたい"という大内康平の、そしてLoojyの強い思いが込められている。
リードトラックでありながら悲しい程に愚直な愛を歌った「からの声」や、不器用な人間を皮肉たっぷりに表現した「知れ者」などのダークな一面もあれば、キャッチーさを持ち合わせた「パロディ」「内部構造」、これまでの広く捉えた音像とは逆のミニマムさを内包した「雨のち」など、"弱さ"という一貫したテーマを持ちつつも、サウンド、アレンジ面においてもバラエティに富んだ作品となっている。
「Loojyとして、"届ける事"を強く意識している」と大内は言う。これからどう動いていくのか楽しみなバンドであり、楽しみな一枚である。

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