くだらない事で成り立つ日々
砂時計の様に落とされて
見渡せば無数に転がって
足の踏み場も無い
どれだけ時を殺して
歩いて来たのだろう
どうしようも無くなってから
気づく僕は駄目な奴だ
その手掴んで 離さないように
強く握りしめたら
心まで繋がるようだ
このままひとつになれたなら
くだらない事を取り戻す日々
転がった後悔を拾いたくて
砂時計を横に倒す
そんな事に意味なんてないな
どれだけ時を呪って
掻き集めても
その手掴んで 離さないように
強く握りしめたら
心まで繋がるような
気がしているだけなのかもな
泥だらけの身体で
もがいていたのだろう
差し出されたその手に
縋る僕は弱い奴だ
やっとわかった
今この時あなたに出会う為に
僕は産まれた
「この手掴んで 離さないように
最後まで見てるから
そして笑って 何があっても
心はあなたの物だから」
もう離さない
- 作詞
大内康平
- 作曲
大内康平
Loojy の“その手”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
flower
Loojy
- 2
朝靄
Loojy
- 3
からの声
Loojy
- 4
知れ者
Loojy
- ⚫︎
その手
Loojy
- 6
ハイドアウト
Loojy
- 7
homesick
Loojy
- 8
パロディ
Loojy
- 9
内部構造
Loojy
- 10
雨のち
Loojy
- 11
次の今日
Loojy
- 12
HAPPY
Loojy
「心が表現を欲しがって、声が行き場を欲しがった。」LoojyのVo.Gt大内康平の楽曲は、そうしていつのまにか生まれるらしい。初のフルアルバムとなる「weaksual」は、weak(弱い)とusual(いつもの)を組み合わせた造語である。強く在る事ではなく、弱さを認め、共に歩む事を選んだ今作は、"ありのままの自分を愛し、そして愛して貰いたい"という大内康平の、そしてLoojyの強い思いが込められている。
リードトラックでありながら悲しい程に愚直な愛を歌った「からの声」や、不器用な人間を皮肉たっぷりに表現した「知れ者」などのダークな一面もあれば、キャッチーさを持ち合わせた「パロディ」「内部構造」、これまでの広く捉えた音像とは逆のミニマムさを内包した「雨のち」など、"弱さ"という一貫したテーマを持ちつつも、サウンド、アレンジ面においてもバラエティに富んだ作品となっている。
「Loojyとして、"届ける事"を強く意識している」と大内は言う。これからどう動いていくのか楽しみなバンドであり、楽しみな一枚である。
アーティスト情報
Loojy
Loojyの他のリリース