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歌詞

その手

Loojy

くだらない事で成り立つ日々

砂時計の様に落とされて

見渡せば無数に転がって

足の踏み場も無い

どれだけ時を殺して

歩いて来たのだろう

どうしようも無くなってから

気づく僕は駄目な奴だ

その手掴んで 離さないように

強く握りしめたら

心まで繋がるようだ

このままひとつになれたなら

くだらない事を取り戻す日々

転がった後悔を拾いたくて

砂時計を横に倒す

そんな事に意味なんてないな

どれだけ時を呪って

掻き集めても

その手掴んで 離さないように

強く握りしめたら

心まで繋がるような

気がしているだけなのかもな

泥だらけの身体で

もがいていたのだろう

差し出されたその手に

縋る僕は弱い奴だ

やっとわかった

今この時あなたに出会う為に

僕は産まれた

「この手掴んで 離さないように

最後まで見てるから

そして笑って 何があっても

心はあなたの物だから」

もう離さない

  • 作詞

    大内康平

  • 作曲

    大内康平

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「心が表現を欲しがって、声が行き場を欲しがった。」LoojyのVo.Gt大内康平の楽曲は、そうしていつのまにか生まれるらしい。初のフルアルバムとなる「weaksual」は、weak(弱い)とusual(いつもの)を組み合わせた造語である。強く在る事ではなく、弱さを認め、共に歩む事を選んだ今作は、"ありのままの自分を愛し、そして愛して貰いたい"という大内康平の、そしてLoojyの強い思いが込められている。
リードトラックでありながら悲しい程に愚直な愛を歌った「からの声」や、不器用な人間を皮肉たっぷりに表現した「知れ者」などのダークな一面もあれば、キャッチーさを持ち合わせた「パロディ」「内部構造」、これまでの広く捉えた音像とは逆のミニマムさを内包した「雨のち」など、"弱さ"という一貫したテーマを持ちつつも、サウンド、アレンジ面においてもバラエティに富んだ作品となっている。
「Loojyとして、"届ける事"を強く意識している」と大内は言う。これからどう動いていくのか楽しみなバンドであり、楽しみな一枚である。

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