歌詞

ミカンノタイキ　作詞作曲編曲 神之瀬ヒロノ

私の憂いを聞いた人は笑うから

誰にも話せず心を閉ざした

私の願いを疑う人ばかりだから

誰にも頼れず独り歩いた

異なる歪なミカンは木から排除され

等しく綺麗なミカンだけ愛される世界

心が壊れてった

言葉に出来なくなった

正直に生きるほどに

誤解ばかり招いた

理解者が欲しかった

一つの尊い幸せを人は手に入れては

弥が上にも別の幸せを求める

一寸の虫にも五分の魂の如く

無常の炎を燃やすは人の人たる所以

一欠片の希望にしがみつく無様は

有終の美を懸けた最後の足掻き

ついに頑張れなくなった

眠れぬ夜が続いた

私が私でいられる

瞬間が欲しかった

明日なんて要らなかった

でもまだ生かされていた

取り残された世界で

何よりただ一言

「愛してる」が欲しかった

ミカンノタイキとか

タイキバンセイって言葉

幾度も辞書を開いては

強引に慰めていた

ミカンの種を植え

ミカンの木から育て

私は未完のミカンでいい

蝶になる誰かのため

緑の葉を茂らそう

笑顔で見送れるように

My dream was to become your starlight

My dream was to become your sunshine

My dream was to become your hero

As long as you need me