

すり減った靴音
灰色の横顔
今日も朝から上司に怒鳴られて
飲み込んだ反抗
胃潰瘍になりそう
自分以外は楽しくやってるように見える
子供のころ見てた未来は
「こんなはずじゃなかった」なんて
言ったって無理
今はただ
前に進むしかない
努力もしないで無様な姿
さらしてりゃ笑われるに決まってんだ
逆恨みや被害妄想で粗末に心を消費するな
あきらめモードの君を
黄昏た街が包んでも
落ち込んでる心を夕日に預けちゃいけない
喜びもつかの間
涙を誘うドラマ
大人びたあの娘は勘違いしてて
いまさら少女のような
恋なんてできないわ
大きなお腹を抱えて幸せそうだったあの娘も
育児に追われながら思う
「私の青春を返せ!」
だけどこの子を今はただ誰よりも愛してる
仕事にあぶれて
社会からもはじかれて
次第に落ち着く友達が増えて
追いつこうと思うけど
頑張ろうと思うけど
大人の世界がいまだになじめない
バカにしてた
スーツ姿の父親がたくましく見えて
情けなくって今はただ涙があふれてくる
努力もしないで無様な姿
さらしてりゃ笑われるに決まってんだ
逆恨みや被害妄想で粗末に心を消費するな
あきらめモードの君を
黄昏た街が包んでも
落ち込んでる心を夕日に預けちゃいけない
- 作詞者
edge
- 作曲者
edge
- プロデューサー
edge
- ギター
edge
- ソングライター
edge

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LAST TEENS BLUES (trial version)
edge
「LAST TEENS BLUES」は、社会の荒波に揉まれながらも、青春の残響を抱えて生きる若者たちの心情をリアルに描いたブルース調の楽曲です。
すり減った靴音、灰色の横顔、上司に怒鳴られる朝——そんな日常の中で、誰もが一度は感じる「こんなはずじゃなかった」という思い。努力しなければ笑われる、でも頑張る気力も湧かない。そんな葛藤を、鋭くも温かい言葉で綴っています。
恋、妊娠、育児、仕事、家族——それぞれの人生の岐路で揺れる感情が、季節の移ろいとともに描かれ、聴く者の心に深く刺さります。黄昏の街に包まれながらも、夕日に心を預けてはいけないというメッセージは、諦めかけた心にそっと火を灯します。
この楽曲は、10代の終わりから20代の迷いを経て、大人になりきれないまま生きるすべての人へ贈る、魂のブルースです。
アーティスト情報
edge
出身地:北海道根室市 それ以外の情報は非公表。 日常の感情や風景を、日記のように綴る気まぐれなシンガーソングライター。 ジャンルや形式に縛られず、「歌いたい時に、歌いたいように歌う」ことを掲げたプロジェクトTRIPLE//U PROJECTを通じて、自由な音楽表現を追求している。 “No genre. No face. Just feelings.” その言葉の通り、姿も型も超えて、ただ心に響く歌を追い求め、歌い続ける。
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