歌詞

何気無いことで笑い合えた

ただ手を繋いで歩く街角

そんなことはもう 到底夢限だと

想う以前に閉じた心箱

理想の未来像 ガラスの破片

拾い集めても形にならない

輝き続けていたあの日の空

今はただ遠い幻影

もう戻れない場所 探す意味もない

それでも探してしまうのはなぜ

季節が巡り 色を変えても

僕の中だけ時間が止まる

君の残像が囁くメロディ

耳を塞いでも響き続ける

あの日交わした約束の言葉

まるで呪文のように縛り付ける

消えない 忘れない 共に過ごした失う恋愛

あれからずっと止まっている時計

「涙は置いていけ」自分に言い聞かせ

「今までありがとう」

もう振り返らないと決めたはずなのに

理想の未来像 ガラスの破片

拾い集めても形にならない

輝き続けていたあの日の空

今はただ遠い幻影

もう戻れない場所 探す意味もない

それでも探してしまうのはなぜ

人混みの中 君によく似た影

思わず立ち止まり視線彷徨う

すぐに気づくそれは錯覚だと

胸の奥がまたチクリと痛む

無理に笑って誤魔化す毎日

誰にも言えないこの寂しさを

理想の未来像 手放せないまま

心の奥底に鍵をかける

いつかこの傷も癒えるだろうか

風に乗せてそっと問いかける