歌詞

今日も情報の伸び切った箱庭で生きている

一丁前の正義は四方八方に散らかっている

どれを選ぶかは委ねられているように見えて

促され洗脳されているようにも思える

本当に自分で決めたものはあるのだろうか

体裁や見栄や利益の外で惚れたもの

ひとつだけ たったひとつでもあればいい

思い込みだとしても捧げ生きる

愛して尽くした結果何かが違っても

黙って受け入れて抱きしめる強い男であれ

どんな季節も平常心で根付く

多年草のような男であれ

薄っぺらい"いいね"に依存する病的な世界で

自分の足で立つ力は衰える

全部くだらねえなと吐き捨てた僕も

違う形の"いいね"を結局探している

信じて進んだ結果出口が違っても

笑って受け入れて楽しめる強い男であれ

どんな季節も平常心で根付く

多年草のような男であれ

ずっと憤り怒りながら生きている

それが人を遠ざけることも分かっている

だけど怒りを捨てるのは諦めることで

大事なものほど消えて無くなっていくんだ

君は覚えているか

僕がぐだぐだ愚痴を吐いた夜を

どうしようもなくかっこ悪い僕が

語ったあの夢物語を

あまりに道は遠くて

身体はボロボロに朽ちていく

だけどあの日も言っただろう

何度も言っただろう

傷が増えるほど届く涙があるんだと

この道でしか歌えない痛みがあるんだと

愛して尽くした結果何かが違っても

黙って受け入れて抱きしめる強い男であれ

信じて進んだ結果出口が違っても

笑って受け入れて楽しめる強い男であれ

どんな季節も平常心で根付く

多年草のような男であれ

多年草のような人生であれ