Lyric

くらげ雲

ある日の君は

微笑みながら言った

君の好きな色は何色？

僕は水色と答えた

バス停で待つ時間

些細なやり取り

一瞬が　とても新鮮で

忘れられない物に変わった

チグハグな影が伸びた先

街路樹の　分かれ道

そうだ　ここで今日も

別れてしまうんだね

あぁ　どうしてこんな時に

言葉が出ない　言いたいこと

沢山あるのに　時間が　足りない

そうだ　あれを見てと言った君

指差した先の空に浮かんでいた

クラゲ雲が　ゆらりと　泳いでた

何年過ぎたのかな？

あの頃と変わらない

この場所で　今も待ってる

約束があるから

点滅する信号

歩き出す人の群れ

目を凝らしても

君を見つけられない

不思議なくらい、変だ

いなくなった時より

今の方が辛く感じる

これが　恋なんだろうね

どこに行けば　声が聞けるの？

どこを探せば　見つけられるんだろう？

そんなことを　最近は考え過ぎちゃう

だって　仕方ないでしょ

忘れられるなら、涙なんて流さない

ねぇ...どうしたらいいの

手紙には　感謝の言葉

思い出には　素敵な笑顔

触れたのは　温かい心

見つめたのは　君との未来

だけど　まだ

伝えていないこの胸の内

クラゲ雲を見つけに

また全力で走り出す

君と繋がるための唯一だから

約束の　あの場所へときっと会えるよね？

あぁ　どうしてこんな時に

言葉が出ない　言いたいこと

沢山あるのに　時間が足りない

そうだ　あれを見てと言った君

指差した先の空に浮かんでいた

クラゲ雲が　ゆらりと　泳いでた