歌詞

私私私私私私私は

光溢れる、そんな道を生けない

たとえ白馬の王子様が私のことを好きだったとしても

惹かれやしない

どうせ夢の話で現実ではあり得ない

神様だってもっとマシな嘘をつくでしょ？

嘘ですら嘘なんてことがありえてしまう世界

息することも無駄に思えてしまう

そんな正論、斜に構えてしまうことなんて

すごく哀れで、とても悲しいのだと！

私私私私私私私は

触れられないようにそっと潜り続けて

光届かぬ其処で声を殺し生きてた

今になって戻れなんて烏滸がましいの！

もしも明日世界が滅亡するとしても

慌てふためくそんなことはしないわ

だって失ってしまうものが何一つ無い

乾いた声で憂うふりをするだけ

ひどく愚かで純粋な眼差しが

写真の中で永遠に生きてる

もしも天に昇ることで昔に戻れるならば

アイドル《輝き放つ存在》にでもなれる、そんな気がして

私私私私私私私は

押さえきれない衝動に噛られて

身動き出来ない、なんて、そんな嘘に飲まれて

食い殺される夢にそっと微睡む

私私私私私私私は

変わることなくこれからも彷徨う

「きっと」「もっと」なんて、そんな、IFを探し続ける

決して報われないとわかってるけど

私私私私私私私は

届かぬ光を見つめ生きていくから

せめて暗闇の中 藻掻く術を下さい

少しばかりの幸運を私に！