歌詞

僕を見下ろした正体不明の視線が

「犯した過ちに見合う程の未来はあるか？」

そんな事を聞かれても重ねた時間ですらも

計れるほどの材料持ち合わせてないよ

無自覚に犯したこの罪を償うには

僕のこの痛みじゃ余りに綺麗過ぎた

この一瞬で散っていった魂を弔うには

この世の理では余りに嬋媛で

生きていると今分かるのは

まだ死んでいない事それだけで

生きていたいと今願うのは

生きている僕しか知らないだけ

終わる事を恐れないで

終わる意味を忘れないでいて

ふと放った言葉が心を貫いた

消えない理不尽だけがポケットを埋め尽くした

もう身長が伸びない事好きでも結ばれない事

僕が掴んだ栄光の陰では誰かが泣いてる事

与えられた愛情を無理矢理振り解くには

僕のこの心臓じゃ余りに臆病過ぎた

与えられた愛情に寄り添い生きて行くには

この世の理では余りに劇烈で

捨てた愛が行き着く場所は

「認めたくない」ただそれだけで

受けた愛が輝く場所は

「認めていたい」ただそれだけだ

通りすがりの愛情が

「共に連れて行って」と僕に告げた

ここに氏名,年齢をどうぞ

犯した罪の重さはどうよ？

言い訳なんて聞くわけない

釈明の余地などない

選択肢などとっくにないよ

逃げも隠れも出来やしないの

あとは巡り巡るだけの

最後の審判を

ここは天国か？地獄ですか？

それさえも分からないか…

溶けた今を生きて行くのは

もはや果てるより苦しくて

堕ちた生命に見合うだけの

価値なんて無いと知る

先の見えない明日未来など

息を止めて迎えに行くよ

罪も罰も受け入れるから

まだこの世に僕を置いといてよ

終わる事を恐れないで

終わる意味を忘れないでいて

生きる事を恐れないで

生きる意味をずっと忘れないでいて