冬虫夏草のジャケット写真

歌詞

冬虫夏草

水萌ユウル

こんな遠い場所までどうして来たの

知らないよ

僕は自分のことも解らないんだ

白い雪の静寂が地面を覆っていく

この世界に付けた足跡もすぐに消えていく

コートに隠したのは大きな胸の穴

こんな場所じゃ見せられないけどさ

とても大きな穴

風邪を引いたら薬を飲んで

怪我をしたら傷口の治療を

ならば胸に空いた穴に嵌るものは何だろう

白い世界にそれを探しにきた

明かりの灯る町並み

消えた帰り道

見上げた外灯 雪降りに伸びたつらら

透明な反射に映るは

綴った言葉達

張り付いた氷の瘡蓋は

剥がれ落ちようとしない

コートに隠したのは

誰も同じだ

気がついていないふりをしているだけさ

痛みは触れたくないから

美しいものを探しにきたのか

凍える寒さを探しにきたのか

どちらだったかなんて

もう僕には解らないけど

そのどちらにも答えは無かった

繊維が絡み合って

膨らんだ綿と同じように見えても

こんな冷えた物じゃ埋まらなかった

なのになぜか僕は

その冷たさに美しさを感じていたのだ

風邪を引いたら薬を飲んで

怪我をしたら傷口の治療を

ならば胸に空いた穴に嵌るものは、何だよ

遠い世界にそれを探しにきた

腕が折れたら添木を置いて

足が折れたら支えになる杖を

ならば胸に空いた穴に嵌るものは、何だよ

こんな世界にも それは無かった

  • 作詞者

    水萌ユウル

  • 作曲者

    水萌ユウル

  • プロデューサー

    水萌ユウル

  • ミキシングエンジニア

    水萌ユウル

  • ギター

    水萌ユウル

  • ベースギター

    水萌ユウル

  • キーボード

    水萌ユウル

  • ボーカル

    水萌ユウル

  • ピアノ

    水萌ユウル

冬虫夏草のジャケット写真

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